2021年も残すところあとわずか。新年早々からの緊急事態宣言にワクチン接種、そしてオリンピックなど今年を振り返るといろいろあったが、昨年に引き続き新型コロナウイルスに振り回されてなかなか外に出られない1年だった。

そんな環境もあって人気となったのが冷凍食品やお取り寄せ。当編集部は餃子をメインに注文しては食べてきたのだが、せっかく各地の味を試してきたのだ。今年食べた中で美味しかったものを5つ……どれも甲乙つけがたかったが、心を鬼にして厳選してみることにした。

・横浜の「とんとん」

複数の読者リクエストがあったことでお取り寄せしてみたら、大当たりも大当たりだったのが横浜の「とんとん」。非の打ち所がないとはこのことで皮の厚さにはじまり、食感の気持ちよさ、野菜のウマみ……そこからの〜

肉汁爆弾とパワーまで兼ね備えている餃子だったから驚きを隠せなかったのを覚えている。「とんとんを超える餃子には未だ出会えておりません」というアツいリクエストも納得のクオリティ。注意すべき点はニンニクの強烈さくらいか。


・宮崎の「餃子の馬渡」

続いてはいまや餃子県とも言える宮崎県から「餃子の馬渡」。知る人ぞ知る有名店だが、実際に食べてみたら噂通りのハイレベルな餃子であった。珍しくラードで焼くタイプのもので、皮が薄焼きのモチを食べているかのようにモッチリしていて素直に美味しい。

ここの餃子を一言で表すならば隙がない。性別、年齢問わずに気に入られそうなバランスを兼ね備えているから「とりあえず美味しい餃子を食べたい」という人は一度食べてみるといいだろう。


・北海道の「北の匠」

そして食といったら北海道の存在を忘れちゃいけない。「北の匠」はお取り寄せというより会社近くの北海道ショップでたまたま買ったものだが、何もつけなくて最高のパフォーマンスをしてきたことでびっくらこいた。

皮が耳たぶみたいに分厚いだけでなく、皮自体に味がついているからタレなど何もつけなくて大丈夫。道内産豚肉と国産野菜をふんだんに使った具材に加え、生姜のパンチ力で食べ応えもあり。もちろん、通販もありだ。


・大阪の「大阪王」

そんでもって北海道があるなら、食の大阪も負けていない。大阪王の餃子は噛んだら「バリッ!」と音が出るくらいの歯応えがあって、とにかく皮が珍しいタイプ。ただ、本番は中身を噛み締めてからで……

生姜のパンチ力で攻めてきたかと思いきや、キャベツなどの餡が一気に滑り込んでくるからたまらない。終始、淀みない流れで攻めてくるため、脳が気持ちいい状態になるのは必然。そこはかとなく “大阪らしい” 味つけというか、食感がしたあたりも完成度高し。


・広島の「餃子の美和」

最後は広島県から。老舗「餃子の美和」は正統派を極めたような餃子で何か突出しているものがあるワケじゃないのだが、その奇をてらっていないところがウマさを上手に引き出している。

餡の食感、ニラの味といい、後味がとにかく米を食べたくなる。いわゆる、米の誘い水になる餃子だからファミリーで食べるといいかもしれない。実食した際、何回「ウマい」と言ったか覚えていないくらいウマかったのでオススメだ。


──以上が2021年に食べた「お取り寄せ餃子」で美味しかった店5選である。来年も引き続きお取り寄せをしていくので、餃子を購入する際の参考にしていただけたら幸いだ。それでは餃子好きの皆さん、よいお年をお迎えください。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.