めがね派の人にとって、めがねは必需品であり、欠かすことのできない大事な相棒である。これがなければ何も見えない。ひと昔に比べて随分価格は安くなったものの、気に入ったものは意外と価格が高かったりするから困る。
そんなめがね代で頭を悩ませるめがねっ子必見! 東京・池袋には格安でめがねを販売する「老眼めがね博物館」というお店がある。このお店、マジで猛烈に安い! サングラス1個29円~で販売しているのである。ここで1000円分商品を購入したらどうなるのだろうか?
・外観に結構ビビる
お店はJR池袋駅東口から徒歩約10分のところにある。この界隈の人ならお店の存在を知っているはずだ。なぜなら、お店の外観が大変特徴的だからだ。建物の全面に隙間なくめがねが張り巡らされている。集合体恐怖症の人はちょっとビビるかも、いやそうでなくても結構ビビるかもしれない。
・POPが面白い
めがねがビッシリと張り巡らされているのは、外側だけではない。店内も天井や壁にビッシリ! 何か猛烈な執念のようなものを感じる。スゴイのはこれらの装飾だけではなく、商品を紹介するPOPもなかなかだ。たとえば、格安のサングラスのPOPは「一刻も早くモテたい人に楽しくなるサングラス」や、「安さの秘密」を告白する文言は「発注ミスにつき大量在庫発生しました」と意外な告白をしているのである。
・29円のサングラス!?
そして一番驚くのが価格だ。もっとも安いサングラスはたったの29円! どう考えても儲けがないように思うのだが……。経営そのものが心配になるレベルである。そのほか、そこそこしっかりとしたサングラスでも280円とか399円とか。サービスしすぎなのではないだろうか?
・さすがに29円だけだと忍びない
そんな低価格帯の店で、ざっくり1000円分めがねを買ってみることにした。さすがに29円のサングラスばかり買うのも忍びない。ちなみに29円のサングラスを1000円で買うと、34個も買えてしまうのだが、それでは面白くないので、適度に価格帯の異なるものを購入してみた。内訳は以下の通り
・ざっくり1000円分買った商品
サングラス 29円 2個
フレーム 85円 2個
スポーツサングラス 280円 1個
ファッションサングラス 399円 1個
以上で907円である。もう1~2品購入することができたのだが、何だか申し訳ない気持ちになってきて、このあたりでやめておいた……。
・コスパは良いのだが……
購入して実際にかけてみると、かけ心地はそこまで悪くない。どこにでも売っている1個1000円のサングラスと、全然違いを感じない。そう考えると、1000円サングラスよりはるかにコスパが良いと言って良いかもしれない。客からすれば大変助かるのだが、お店の経営がとにかく心配である……。
・今回訪問した店舗の情報
店名 老眼めがね博物館
住所 東京都豊島区南池袋3-16-9
営業時間 10:30~19:00
定休日 水曜日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼購入した商品6種
▼29円のサングラス
▼結構イイ!
▼同じく29円
▼カッコイイんじゃない?
▼85円のフレーム
▼全然自然
▼同じく85円
▼こういうのかけてる人、いっぱいいる
▼280円のスポーツサングラス
▼アメリカのインディーズバンドみたい
▼399円のファッションサングラス
▼クラブにひとりは必ずいる
▼いっそ全部かけてしまえ!
▲最後に衝撃事実。「B型」Tシャツを着る、モデルの中澤☆星児さんは、A型である