以前の記事で、自分がモテると確信している人物についてお伝えした。なぜかこの記事について、P.K.サンジュン記者が反論していた。何について反論しているのか良くわからなかったので、その話は置いておこう。
今回は自分がモテないと確信しているヤツの特徴をお伝えしたいと思う。こちらはモテると確信しているヤツの対局に位置しており、控えめで奥ゆかしい反面、とりあえず面倒くさがるという習性がある。ちょうど編集部のW氏がそんな感じだ。彼の行動・言動を紐解くうちに、ものすごい高い位置から物事を見ている節があるとわかった。モテるヤツの特徴とセットで見ると、より良く理解できるだろう。
・俺はモテないと確信しているヤツの特徴
1.とにかく面倒くさがる
2.どんなことを指摘されても、受け流す
3.「モテないですよ」と真面目に言う
4.すれ違う女性の顔を見ない
5.こっちを見てくれた相手は、自分のことを「変なヤツだ」と思ったと思っている
6.相手と目が合うと気まずい気持ちになる
7.恋の予感がしたことが、人生で1度あるかないか
8.恋の予感に関係なく、毎日に退屈している
9.そもそもモテるという感覚が良くわからない
10.服装だけでなく、自分の肉体にも関心が薄い
11.自分のしゃべることで、人が笑うとか想像できない
12.周りが引かないように、注意深くしゃべる
13.人が自分に関心を持つと、何か裏があると思ってしまう
14.「お前は謙虚だな」と言われるけど、謙虚にしてるつもりはない
15.自分は気が利かないなといつも思っている
16.したがって、出しゃばらないように努めている
17.何事にも力を抜いて挑む
18.面倒くさくないことを探すのに苦労している
19.面倒くさいと思うことでさえも面倒くさい
20.1日2日しゃべらない日があっても珍しくない
21.時々、自分の独り言の声の大きさに驚く
22.口に出しては言わないけど、人に勝手にあだ名をつけている
23.考え方は割と早熟
24.若くして老成していると自分で思う
25.声だけデカくて中身のない話をしているヤツを見ると、バカなのかな? と思ってしまう
26.同じギャグを繰り返しているヤツを見ると、やっぱりバカなのかな? と思ってしまう
27.自分のパーソナリティをひた隠しにして、俯瞰してモノを見てしまう
28.男女を問わず、可愛さをアピールする人が苦手
29.可愛らしさをアピールできる人を、どこかでうらやましいとも思っている
30.とにかく何事にもおよび腰
31.世間にあまり興味がない
32.休日の8割の時間は寝ている
33.世の中のほとんどの人に関心がない
34.10回会っても友達になれないヤツがいる
35.そもそも人が自分に関心を持つことを信用できない
36.意外と英語が上手だったりする
37.日本人よりも外国人と意思の疎通が取れたりする
38.恩着せがましいマネが嫌いなので、たまにこそっと人助けをする
39.自分は口数が少ない方だと思っている
40.自分は変わった人間だと思っている
41.自分は意外と大胆だと思っている
42.人前で何かを披露するのが苦手
43.出来るだけそのような機会は避けたい
44.元気があっても面倒くさいことは面倒くさい
45.自分が女(男)なら、自分には絶対に惚れない
・恋愛は面倒くさいもの
いかがだろうか? モテると確信しているヤツは、努めて善良であろう、もしくは善良と思われようとしているのに対して、モテないと確信しているヤツはそんなフィールドにはいない。そもそも体裁についてほぼ関心がない。面倒くさいかどうかが最大の関心事なのである。したがって、モテるかどうかなんかはどうでも良くて、面倒くさいことを避けるがゆえに、恋愛から遠ざかっているところがあるようだ。
・「モテない」という人物の方が信頼できる
行動に対しては一貫性があり、考えが覆ることはほとんどない。モテると確信している人物よりもはるかに信頼できる人間性であると言えるだろう。この2つのタイプの考察から、私(佐藤)はこう結論づける。モテるモテないを気にしない人物と恋愛すべきであると。次いでに付け加えると、私のささやかな人生経験から言えば、自分はモテるというヤツにロクなヤツはいなかった……。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼自分がモテないと信じて止まないW氏(本人のプライバシーを尊重し、目線を入れています)