チョコボールと言えば、忘れてはいけないのが「おもちゃのカンヅメ」である。読者の中にも、「子供の頃、カンヅメ欲しさに必死で金のエンゼルや銀のエンゼルを探した」という人は多いはず。

実は今、「おもちゃのカンヅメ」がリニューアルされているのをご存知だろうか? その名も『開かずのカンヅメ』。本来は金のエンゼル1枚か銀のエンゼル5枚を集めないと入手できないのだが、開発担当者が見張る厳戒態勢の中、触ることに成功した。

・「開かずのチョコボール<チョコ × ココア>」発売に合わせてリニューアル

そもそも、『開かずのカンヅメ』は、「チョコボールなのに開け口がどこにあるのかわからない!」と、ネット上で大きな話題になった「開かずのチョコボール<チョコ × ココア>」の発売に合わせてリニューアルされたプレゼントだ。

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「開かずのチョコボール<チョコ × ココア>」に関しては、以前本サイトで取り上げたので覚えている人もいるだろうが、簡単に説明すると「開け口がワルキョロちゃんに奪われた」という設定のチョコボール。隠された開け口を自ら探し出さなければ、チョコボールを食べられないのだ。

・謎解き要素満載のオモチャのカンヅメ

そしてプレゼントである『開かずのカンヅメ』の方は、これまた謎解き要素が満載。私(記者)は実際に開けようと謎解きにチャレンジしてみたのだが……マジのマジで難しい! 最初は「いくら謎解きと言っても、チョコボールのプレゼントなのだから楽勝! 小学生が解くヤツでしょ!?」と思っていたら……10分経っても20分経っても謎が解ける気配はなし。

目の前にカンヅメがあるのに開けられない! どうやっても開けられない! これは一体どうすりゃいいんだ!?

まるで、あっちでもない、こっちでもないと迷路を進んでいるような感覚だ。少しずつゴールに近づいているような気はするのだが、手がかりをつかんだと思ったら行き止まり。そして最後の謎が……いや、これくらいにしておこう。

とにかく、私の場合は30分以上かかり、ボロボロになって何とか謎を解き、『開かずのカンヅメ』を開けることができたということだけご報告しておきたい。

・「豊かな想像力と遊び心を掻き立てる体験を贈りたい」

それにしても気になるのは、「子供向けのプレゼントなのに、なぜこんなに難しいのか?」である。その理由は、どうやら「豊かな想像力と遊び心を掻き立てる体験を贈りたい」というメーカー側の意図と関係しているらしい。

なるほど、確かに想像力をフルに働かせないと解けない謎であることは間違いない。また子供にとっては、好奇心を刺激され、自主的に考える楽しさを味わう体験になりそうだ。

ちなみに、『開かずのカンヅメ』の謎は、リアル脱出ゲームの企画・運営で有名なSCARPが監修したとのこと。そりゃ難しいはずである。

・チョコボールのWEBサイトで謎解きも

それから現在、なんとサイト上でも謎解きが展開されている。チョコボールのWEBサイトはワルキョロちゃんにジャックされた状態で、謎を解かなければサイトを見ることが出来ないのだ。

一体、ワルキョロちゃんはどこまで悪さをするんだという思わなくもないが、気になる人はまずそのサイトをチェックしてみよう。そして、「こっちは簡単! 次は『開かずのカンヅメ』の謎を解いてみたい」というチャレンジャーは、金のエンゼル1枚か銀のエンゼル5枚をゲットして、是非とも応募してみてくれ!

参照元:開かずのサイト
Photo:RocketNews24.

▼ご存知「チョコボール」シリーズ。一番左端が「開かずのチョコボール<チョコ × ココア>」

▼こちらが『開かずのカンヅメ』

▼下の封筒に入っている謎を解かなければいけない

▼楽勝でしょ! だって小学生が解くんでしょ! と思っていたら……

▼……え、何これ!?

▼ぜ・ん・ぜ・ん・わ・か・ら・な・い……

▼腕力を試しているのか!? こうか! こうか!

▼ふんーーーー!

▼……こんなことしつつも何とか缶を開けたが、どうやったのかは秘密!

▼チョコボールのWEBサイトの謎解きにも挑戦

▼ボロボロだったけど、何とか解けました