目が見える人の方が、多数派であるこの世界。きっと目が見えない人・不自由な人にとっては、色々と不便で危険なこともあるだろう。だからこそ多数派は、少数派の立場に立って、「どうすれば安全になるか」よく考える必要があるはずだ。
今回ご紹介するのも、目が不自由な1匹のチワワ。家の中を歩いても、家具に体をぶつけてばかりのチワワだったが、飼い主さんがある解決策、いや解決道具を作ってくれた! その「愛の道具」に今、話題が集まっているのだ。一体どんな愛なのだろう?
・白内障になったバディー
動画『Bumper Buddy in action!』の主人公は、バディーという名の1匹のチワワ犬。最近、白内障が進行したことで、目が見えにくくなってしまったバディーは、行く先々で体をぶつけていた。
そして何度か頭をぶつけたことで、歩くのを怖がるようになってしまったというのだ……。そこで飼い主さんは、バディーのためにある補助具を作り上げた!
・“輪っか” のおかげで怖くないよ!
それは、“輪っか” 。バディーの体の前にプラスチックで出来た “輪っか” 状の補助具を付けてやることで、何かにぶつかるのを防ぐことができるのだ! 動画を見てみると、その威力は一目瞭然。バディーがイスや壁に突進していっても、“輪っか” がフワッと守ってくれるのだ。
バディーは、ぶつからずに歩けることをとっても喜んでいるようで、「シッポをブンブン振って、飛び跳ねていた」と飼い主さんは語っている。
・ネットの声「なんて美しい発明品なんだ」
この動画が公開されたところ、「すばらしい!」とのコメントが多数寄せられることに。そのいくつかを、紹介したい。
「単純に安楽死させる人間もいるのに……。素晴らしいよ! 人間に希望が持てそうだ」
「商品化されるべきだね」
「頭いいね!」
「なんて美しい発明品なんだ」
「ウチのチワワも白内障なの。このアイディア実行するわ!」
「多くの動物が必要としているはずだ」
飼い主さんによると、ネット上で公開されていたアイディアを参考に、ハーネスを改造して、この “輪っか” 補助具を作り上げたということだ。
確かにこれぞ「愛の道具」! バーディーを助けただけでなく、私たちにも簡単に諦めずに、解決方法を考えだすことの大切さを教えてくれているのだった。
参照元:YouTube、Reddit、Imgur(英語)
執筆:小千谷サチ
Movie Credit:Zepharis
▼もう怖がらなくてもいいね、バーディー
▼海外サイト Imgur に発表された写真
▼これが飼い主さんが改造して作った “輪っか” 補助具
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