以前の記事で、東京・お台場に巨大ロボがお目見えすることをお伝えした。そのロボットとは、岡山県の株式会社タグチ工業が開発した重機型巨大ロボット「SUPER GUZZILLA(スーパーガジラ)」である。2015年7月18日の一般公開を前に実物を見てきたぞ! そして実際に搭乗してきたぞ~ッ!! スーパーガジラ、マジですげええええッ!!
・総重量15トンの巨大ロボ!
スーパーガジラは、水道橋重工の「クラタス」よりも一回り以上大きい。クラタスは全高約4メートル、総重量約4トンであるのに対して、スーパーガジラは全高同じく約4メートルだが全長は約7メートル、総重量約15トンである。日立建機のホイールローダーにオリジナルの鉄のボディを搭載しており、走行することも可能だ。
・こ、こいつ、動くぞ!?
お台場でフジテレビが開催するイベント『お台場夢大陸~ドリームメガナツマツリ~』に設けられたブースに行ってみると……。いた! スーパーガジラッ!! デカい、デカすぎるだろ! これが動くなんてちょっと想像できないんだけど。
・動きが軽快すぎるッ!!
イベント開催日前日に行われたデモンストレーションで、スーパーガジラはなんと音楽に合わせて腕を動かすダンスを披露した。信じられないかもしれないが、その動きは超軽快! 巨大なハサミを駆使して、軽やかに踊っているではないか。マジかよ、タグチ工業の技術力ハンパないッ! 建築現場で活躍する大型建機アタッチメントを製造しているだけある。これ1機でその技術力の高さを存分に示している。
・手に汗握るVR体験
またイベント中は実際にスーパーガジラのコックピットに搭乗することができる。ヘッドマウントディスプレイ「オキュラスリフト」を装着して、疑似的にスーパーガジラの操縦体験を楽しむことができるのだ。ただし、残念ながら実機を動かすことはできない。腕を動かすと、その反動でコックピットが激しく揺れるため、安全を考慮して、疑似操作だけにとどめたようである。
・マジで走っているかと思った!
しかしながら、VRの操縦体験もまたハンパではない。映像に合わせてシートが振動するので、本当に操作しているような感覚を楽しむことができるぞ。いつか巨大ロボを操縦してみたい! と思ってた人はぜひとも体感して欲しい。きっと興奮するに違いない!
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼これがタグチ工業の重機型巨大ロボット「SUPER GUZZILLA(スーパーガジラ)」だ!
▼デケェエエエッ!
▼このハサミ!
▼搭乗は正面から。ハッチが開いた!
▼コックピットもカッコいい!!
▼日立建機のホイールローダーがベースになっているので、ハンドルを装着すると走行も可能である
▼よ~し! 乗り込むぞ!!
▼佐藤、行きま~す!
▼ドヤ?
▼ドヤ?
▼オキュラスリフトをつけてのVR体験もハンパない! マジで操作してるみたいだ