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香港グルメと言えば、飲茶(ヤムチャ)、亀ゼリー、メロンパン……そして忘れちゃいけない『明将寿司』である。寿司の概念を軽く超えた強烈な独創性に、香港人からも “殺人寿司” や “地獄の食べ物” などと呼ばれている。

そんなオリジナリティならどこにも負けない明将寿司に強力なライバルが出現したと話題になっているぞ! その名は「TASTEの焼味寿司」。ついに、香港殺人寿司界の地図が書き換えられる日が来たのだろうか?

・明将寿司 vs TASTE焼味寿司

マヨネーズで小豆をあえた「小豆軍艦」、酢飯にコーラキャンディがのった「コーラ飴寿司」など、ビジュアル・味ともに衝撃を送り続けてきた『明将寿司』。その強烈な個性は他の追随を許さないと思われていたが、ネットユーザーが1枚の写真を投稿したことで、その固定概念は崩された。

現地スーパー『TASTE』で販売されている「焼味寿司」が明将寿司に負けるとも劣らないインパクトを与えたというのだ。

・「マクドナルドよりマズイ」らしい

焼味寿司は、火が通ったネタがのったにぎり寿司状の食べ物だ。ネタはチャーシュー、鴨肉や鶏肉など。香港式に味付けられたものと見られる。盛り付けはちょっとイケていないが、具材自体はそうヤバそうにも見えない。

なお、シャリは酢飯ではなく、醤油ご飯であるという。えっ、それって寿司ちゃうやん! 一体どんな味なのか。香港メディア『Apple Daily 香港』に掲載された試食レビューによると、「いわば“中華寿司”だね」「マクドナルドのご飯メニュー “麥趣飯” よりマズイ。でも明将寿司よりは美味しい」……とのことであった。

・香港ネット界に衝撃を与える

醤油ご飯と、中華風味の肉類。絶望的な組み合わせとまではいかないものの、またしても、「日本のお寿司」と思って食べるとコレジャナイ感たっぷりな寿司が誕生したことは確かであるようだ。

2015年に発売したばかりの焼味寿司は、まだ明将寿司ほどの破壊力はないものの、いずれ明将寿司の牙城を崩すことになるのかもしれない。期待なのか、恐れなのかはわからないが、香港ネットユーザーは大注目! 焼味寿司には、以下のような声が寄せられているのである。

「TASTEの創造性がハンパないな……」
「ついに明将寿司にライバル出現!」
「これ、本当に買う人がいるの?」
「こんなの食べたら胃がひっくりかえるよ」
「日本人が見たら失神しそう」
「寿司って、日本の寿司が食べたくて食べるものなんだけど……」
「こんなの寿司じゃない」
「あの、普通にチャーシュー丼を食べてきていいですか?」

参照元:YouTube、Apple Daily 香港 [1][2](広東語)
執筆:沢井メグ

▼こちらが「焼味寿司」を紹介した動画だ! 

▼いきなりアンケートも始まっていた! 「焼味寿司」「スパム寿司」「明将寿司のゼリー寿司」「明将寿司のあずき軍艦」どれが好き?

▼焼味寿司 vs 手作り寿司

▼正式名称は「焼味寿司」ではなく「一口焼味飯」だ、なんて話も出ている。とにかく大盛り上がりだ