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以前の記事で、「2人以上が両こぶしをつき出し親指が何本上がるか予想するゲーム」の名称についてお知らせした。結果的には『いっせーの』が最も多く、暫定ではあるがこのゲームの名称は『いっせーの』にしてもいいかと思われた。だがしかし……。

もしかしたら日本のどこかに、聞いたこともないかけ声があるかもしれない……! というわけで、アンケートサイト「みんなの声」の協力を仰ぎ調査を実施したところ、なんと約7000件もの回答をいただいた。本日 “あのゲーム” の正式名称を、勝手に決定しちゃうぞ!!

・派生形も含め7割を獲得

結論から言ってしまおう。“あのゲーム” のかけ声第1位は、やはり『いっせーの』であった。全体の52%を獲得しており、年代別・性別・地方別でみても、圧倒的に『いっせーの』が多い。

『いっせーの』の派生形も、2位に『いっせーせの』、4位の『せの』と上位にランクインしており、合計すると全体の7割を占める。イチローですら4割打てないのに、7割のアベレージを誇るということは、“あのゲーム” の名称は『いっせーの』にしても良いといえるだろう。

・珍しいかけ声も多数

2位は全体の11%を獲得した、『指スマ』であった。10代~50代まで幅広く浸透しており、さすがはテレビ、さすがはSMAPといった感じだ。以下『んー』『チッチー』『せっさん』……と続いている。

以前の記事ではご紹介していないところでは、『せっさん』『タコタコ』『ちーばり』『そろばん』『ジンチ』『スパルターン』などが挙がった。由来は不明だが、特に『せっさん』はそれなりに普及しているようで、全体でも8位となっている。

・リズムの取り方がわからないものも

アンケートには反映されていないが、その後の独自調査では『ちょんちょん』『チョムチョム』『あらし』『ピピ』『勝負』『チッチッチッチッバルチッチッ』『さんのーがーはい』『セーブ』『いも』などの声も聞かれた。

特に、『チッチッチッチッバルチッチッ』と『さんのーがーはい』は、知らない人は文字だけ見ても、リズムの取り方が全くわからない長文系で、自分でタイミングを決めやすい『んー』とは真逆の性質といえる。

とにもかくにも、今後は『“いっせーの” やろうぜ!』といえば7割の人には通じるから、参考にしてほしい。ただ少数派もそれはそれで貴重だから、今後も面白い掛け声を調査していくつもりだ。アンケート結果の詳細は「みんなの声」を確認してくれよな!

参考リンク:みんなの声 指が何本上がるか予想するゲームのかけ声って?
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.