ホテル選びで大事なのは、立地に値段、サービス、そしてなんといっても朝食であろう。朝食をつけるかつけないか、有料の朝食はわりといい値段するのもめずらしくないため、素泊まりを選択する人も多いはずだ。しかしながら「東横イン」は非常に良い。
……というのも、東横インは宿泊代に朝食コミコミ、なんと無料で食べることができるのである。「無料ならどうせおいしくないんでしょ?」そう思う人もいるかもしれないが、東横インはそうではない。なぜか癖になる味で、おいしくいただけてしまうのだ!
・朝食のクオリティ
最初に言っておきたいが、豪華な食事が揃っているかといえばそれは違う。ホテルによって内容は変わるものの、無料ということでいたってシンプル。おにぎり、パンをはじめ、おかず数品、みそ汁、漬物……と簡単な食事だ。
私(筆者)が宿泊した中では、セントレア(中部国際空港)は洋食和食とかなり広いスペースで朝食が提供されていたが、上記のような簡単な食事がほとんど。しかし、不思議とまた食べたくなるのが、東横インの朝食である。
・おにぎりが秀逸
なぜ食べたくなるのか。その理由は、ズバリ「おにぎり」が秀逸の一言に尽きる。口に入れて震えるような感動がある訳ではないが、東横インのおにぎりはどこか優しい味をしている。
少しパサッとしているのが癖になり、一緒にみそ汁をズズズッと飲むと、その相性がすこぶるいい。これが東横インのおにぎり。また、同じおにぎりでもふりかけが数種類あるので、好みによって選択することもできるのもいいところだ。
・癖になるおにぎり
漬物も日によって違うため、連泊する人にとってありがたい配慮をところどころで感じることができるのも東横インのよさ。ちなみに私はよく東横インを利用しているが、間が空くと「あのおにぎりが恋しいなァ……」と、しばしば思ってしまう。
もし東横インに宿泊する機会があれば、皆さんもおにぎりの優しい味を確かめてみて欲しい。おそらく「癖になる」という不思議な気持ちが、おわかりいただけることだろう。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼シンプルだけど優しい味だ
▼バイキングなので自分で量も調節できるぞ