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飲食店にとって品書きはとても重要だ。名前ひとつで売り上げにも大きく影響する可能性がある。本当は美味しいメニューでも、名前がその美味しさを伝えていなければ、オーダーしてもらえないかもしれないからだ。

・ぶっ飛んだ商品名

そのメニューのネーミングがぶっ飛んでるお店をご紹介したいと思う。そのお店「三陽本店」では、チンチンラーメンやチョメチョメラーメン、テポドンサワーやミサイルサワーなど、その名前だけでは何が出てくるのか想像もつかないメニューを取り揃えている。一体どんな料理が出てくるというのか⁉

・立て看板が……

お店は神奈川県横浜市の野毛小路にある。この界隈にあまり足を運ぶことがない私(佐藤)は、桜木町駅からすぐのお店にたどり着くと驚いてしまった。目的のお店が営業していない! と思ったら、店前の立て看板に「三陽本店 営業中」と書かれた看板が置いてあるではないか。はて? 矢印の指し示す先を見ると、そっちのお店は営業していた。

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・店内のメニュー

真昼の忙しい時間を過ぎていたため、店内ではスタッフが食事をしていた。休憩中かな? と思ったら、「いらっしゃいませ!」という声が聞こえてきて一安心。早速店内に入ると、そこら中に掲げられたメニューが目に飛び込んできた。

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・何が出てくる!?

『毛沢東もビックリの餃子』を筆頭に、『周恩来も驚くラーメン』、『楊貴妃も腰を抜かすチンチンラーメン』など、かなりエッジが効いている。なかでももっとも気になったのが『ジンギスカンもいきり立つチョメチョメラーメン』なるメニューだ。なんだこりゃ!? 一体何が出てくるんだよ、このお店は!

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・チンチンかチョメチョメか!

やはりここは、リアルドリフ世代ストライクのチンチンラーメンを頼むべきか。それとも、今は亡き名俳優で司会者としても活躍した山城新伍氏を忍んでチョメチョメラーメンにすべきか……。チンチンかチョメチョメか、チンチンかチョメチョメか……。頭のなかでこの2つの言葉が目まぐるしく駆け巡る。う~ん、悩む! 実に悩む!! ここは男としてチョメチョメしかないだろッ! ということでチョメチョメラーメンと餃子を注文した。

・遊び心なのか?

料理が出てくるまでの間に店内を見回すと、かなり奇抜な文言がアチコチに記されている。たとえば、酢豚は『子豚処女豚熟女豚の酢豚』。スペアリブは『酒すき肉好き女好きスペアリブ』など。およそメニューそのものとは無関係な言葉が並んでいる。店主の遊び心と言ったところだろうか。

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・正体はニラ玉ラーメン

さて、ようやくチョメチョメラーメン登場! 見た目にあまりチョメチョメとした感じは見受けられないのだが。食べてみると、かすかに辛味を効かせたニラ玉ラーメンであることが判明した。ネーミングと味が合致していないのだが、そこはご愛嬌ということではないだろうか。ちなみに日替わりランチは500円~。サラリーマンにはうれしいサービスメニューだろう。

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・言いたいだけ?

また電話注文すれば待たずに持ち帰りができるらしい。そこに「ドライブスルー」「チャリンコスルー」「ウォーキングスルー」などの言葉と並んで「チ○コスルー」なる言葉が……。ただ、そういうことを言いたいだけじゃないのか……。

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・今回紹介した店舗の情報

店名 三陽本店
住所 神奈川県横浜市中区野毛町1-36
営業時間 11:00~24:00、日祝~23:00
定休日 不定休

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

▼ここが奇抜なネーミングのメニューが多数存在する三陽本店
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▼メニューのネーミングがいちいち気になる
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▼毛沢東語録も気になる。こんなこと言ってないだろ!?
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▼そしてこれがチョメチョメラーメンだ!
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▼なぜかレンゲがデカい!
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▼毛沢東もビックリの餃子
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▼持ち帰りの貼り紙。チ○コスルーと言いたいだけだろ……
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