airpomp

霧吹きやスプレーなどに入っている液体が “残りわずか” になったとき、傾けてシュッシュすると「スカッスカッ(出ない)」という状況になったりする。この悲劇が発生する仕組みは、“ストロー的なポンプの管(くだ)が、液体に入っていないから” である。

そのたびに私(筆者)は、ストローに対し「仕事をサボるな!」とブチギレたりするのだが、つい先日、100円ショップで購入した『エアレスポンプボトル』なる商品は、絶対に仕事をサボらない。なぜならば……そもそもストローが付いていないからだ!

・最初は「不良品?」と思った

いつも使っているヘアオイルを旅行用に小分けしようと、なにげなく100円で購入したポンプボトル。開封してヘッドを取り外したら、よく仕事をサボるストロー的な管がない。最初は「ストロー付け忘れた不良品かな?」と思ったのだが、そうじゃなかった。Screenshots  2015-04-30 10.12.51_500px

粘度ドロドロ系のヘアオイルをボトルに入れて、ヘッドをキュッキュと回し付ける。ヘッドの底にピロっと出ている “吸込口” が液体に入っていれば、この時点で真空状態になっている。そしてシュッシュとポンプを押してみると……な、な、なんと!Screenshots  2015-04-30 10.13.12_500px

液体がドロリと出ると同時に、ボトル内の「中底」がグングン上昇! 常に真空! つまりボトルを傾けても……ちゃんと出る!! なんという画期的な商品。こんな科学的なシステムを使っている商品が100円ポッキリ。これはもう……ポンプ革命や〜ッ!!Screenshots  2015-04-30 10.10.15_500px

ちなみに液体を使い切ると、中底もボトルの最上部あたりまで上昇しているが、細長い棒で「スーッ」と中底を押し下げると、好みの位置まで中底が沈む。ボトル容量の半分くらいだけ液体を補充したいというときは、中底を真ん中あたりまで沈めさせればOK。なお、私が購入した100円ショップは『Can☆Do(キャンドゥ)』だ。JOY!

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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▼グングン上昇する中底の動きに注目!

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