disney (6)
2015年に開園……と、思ったら2016年に延期となった「上海ディズニーランド」。その中身は謎に包まれていたが、この度、要チェックな情報が飛び出したので紹介したい。

先日、「上海ディズニーランド及びリゾート地区マーケット」の副総裁が明かしたところによると、オープン時期は2016年春! さらにパーク外にチケットなしで楽しめるエリアが誕生予定だというのである。

・オープンは2016年春らしい

これまでも開園時期については「2016年春」という報道もあったが、「2016年上半期」とさらに広い範囲の情報もあった。

だが、中国メディア「澎湃新聞」によると、2015年4月11日に「上海ディズニーランド及びリゾート地区マーケット」の副総裁・艾鉄成氏が、復旦大学管理学院『2015マーケティング・リーダー会』で「上海ディズニーは2016年春に正式に開園する」との旨を話したという。

・チケットなしで楽しめるエリアが誕生か

さらに気になる情報が! 上海ディズニーランドには、「チケットなしで楽しめるエリア」が誕生するというのだ。そのエリアの名は「ディズニー村」だ。

ディズニー村は、パーク外にできる予定だそう。そこには、ショッピング、レストラン、そして娯楽エリアが誕生するという。

……とだけ聞くと、「フーン」とスルーしそうになるが、ディズニー村の規模がハンパじゃなかった! なんとサッカー場56個分もの大きさになるというのだ。……って、それだけでも1つのテーマランドを名乗ってもいいくらいの広さになるんじゃないの!?

もちろん具体的にどんな施設が入るかによるが、期待を裏切らないディズニークオリティだったら……と想像するとワクワクする! 艾氏もディズニー村は “新しい概念だ” とコメントしており、さらに「(ディズニー村に)遊びに行くとしたら、何日か余裕をもっていくことをオススメしますね」と話しているそうだ。

・ゲートは30~40カ所!? 最速5.4秒で入園可能

少しずつ全容が明らかになりつつある「上海ディズニー」。発表内容はどれもワクワクするものだが、ひとつ心配なのは、開園後大混乱にならないかということだ。2010年の上海万博の際もプレオープン、オープン直後はかなりカオス、ゲートで大混乱が起きていた。今回も、人が多すぎることが原因でサービスが低下するのではないかという不安の声も出ているようだ。

その点について、上海ディズニーの専門チームがすでにある試算を出している。チケットの種類や時間帯など様々な条件のもと分析したところ、1人の来園者が入園にかかる時間は5.4~8.3秒と導き出されたというのだ。

とりあえず、サクサク入園できるということだろうか? 実際にフタをあけてみないとわからないが、試算のとおりスムーズにいけば、ストレスが少ないパークになるかもしれない。

参照元:澎湃新聞(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.