地方に行くと、思わぬ観光施設に遭遇して驚くことがある。私(佐藤)は最近北海道・苫小牧に行き、なかなか見応えのある施設を発見した。それは、「ほっき貝資料館」である。
全国でも有数のほっき貝の産地である苫小牧。ほっき貝のメニュー開発が盛んで、ほっきカレーやほっきラーメン、ほっきチャーハンなどなど、多くの店で提供されている。そのほっき貝について楽しく学ぶことのできる施設がここなのだが……。ここにあるホッキジグソーパズルが無理ゲーすぎる……。
・卸売市場のすぐそば
資料館は苫小牧の卸売市場のすぐそばにある。観光客が立ち寄る海の駅と同じ敷地にあり、買い物帰りに立ち寄る人も多いようだ。私が尋ねたのは平日の真昼間だったので、ほかに資料館を訪ねている人はいなかった。
・手作りのマスコット
まず最初に目に飛び込んできたのは、手作りと思われるマスコットキャラクターである。ゆるキャラというべきだろうか、とにかく名前はわからないのだが、かなり年季が入っていてなかなかの迫力だった。あさっての方向を見ていて、ちょっとだけ怖かった……。
・大量のほっき絵馬
そして中に入ると、ほっき貝の貝殻を用いたほっき絵馬が大量に吊るされている。「ホッキッ木」と呼ばれる木に、願掛けで吊るされているのだが、木製の絵馬とは違う迫力があった。これほど大量の貝殻を見ることも少ないので、多少なりとも驚いてしまった。
・ジグソーパズル、難しいーーッ!!
なかでももっともインパクトがあったのが、ホッキジグソーパズルである。割れた貝殻11個を、パズルの要領で組み合わせるようなのだが……難しすぎるだろ! 1回バラしたら元に戻せる自信がない! ということで、手を触れずにそっとしておいた……。難攻不落の難解パズルだろ、コレ。
もしもパズルが得意という人は、ぜひここのホッキジグソーパズルに挑戦して欲しい。攻略法があったらぜひとも知りたい。
・今回紹介した施設の情報
施設名 ほっき貝資料館
住所 北海道苫小牧市港町2丁目2−5
営業時間 10:00~15:00
休館日 水曜日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24