150203hotel001

写真を見ただけで「一度でいいから泊まってみたい!」と思わずにはいられないホテルがある。その理由は「眺めが最高」「高級感が違う」「ユニークなサービス」など様々だが、とにかくパッと見ただけで惹かれるホテル。世界中に点在するそれらを、画像とともに紹介していくのがこの企画。

第一回目は、フィンランドの「カクスラウッタネン イグロー イースト ヴィレッジ」を取り上げたい。舌を噛みそうな名前のこの宿泊施設、何がスゴいって、ベッドに寝ながらオーロラを見られるのである。

・フィンランド最北のリゾート地にある

「カクスラウッタネン イグロー イースト ヴィレッジ」は、北欧の国・フィンランド最北のリゾート地「サールセリカ」の森の中にある。敷地内には、雪の建物「スノーイグルー」や「サンタの家」などユニークな宿泊施設があり、そのなかの目玉が「ガラスイグルー」だ。

写真を見れば明らかなように、「ガラスイグルー」の屋根はカメの甲羅のような形状で、ガラス張り。室内には、ベッドやトイレが設置されている。つまり、オーロラが出現する日にここに泊まれば、ベッドに寝ながらオーロラ鑑賞ができるのだ。 

……ただし、宿泊するその日にオーロラが現れるかどうかは運次第。賭けでもあるが、“当たり” だったら……その夜は間違いなく一生の思い出になるだろう。

・宿泊できるのはオーロラシーズンのみ

そんな「ガラスイグルー」の予約受付時期は、オーロラシーズンである8月第3週目頃から4月末頃まで。ということは、まさに今の時期である! 試しに……宿泊予約サイト「Booking.com」で見てみると……やはり人気なのか、すでに予約でいっぱいの日が多い。

しかし、まだ空きがある日もちらほらと。完全に予約で埋まっているというワケではないようだ(2015年2月3日時点)。

・1泊5万円以上は覚悟しておいた方がよさそう

そして気になるのは価格である。部屋の規模等にもよるが、カップルで泊まるなら少なくとも1泊5万円以上は見ておいた方がよそそう。旅行口コミサイト「TripAdvisor」によると、一室当たり約5万3000円〜約6万4000円だそうだ。……結構なお値段である。

・犬ぞりなども体験できる

また、オーロラだけでなく、日中は犬ぞりで森の中を駆ける「ハスキー犬サファリ」やトナカイにそりを引いてもらう「トナカイサファリ」、「スノーモービル」など、多様なアクティビティを楽しめるらしい。

……どうだろうか? 泊まってみたいと思わないだろうか? 「そんなこと言われても行けないよ!」という人はせめて、ホテルがFacebook で公開している写真だけでも見ておこう。それならタダだ!

参照元:Booking.comTrip Advisor Kakslauttanen Arctic ResortFacebook(英語)
執筆:和才雄一郎

▼これがガラスイグルーだ