powerbeats1

毎年中身が気になるアップルストアのラッキーバッグ。2014年に話題になったダサいTシャツは、今年入っていなかった。MacBook AirよりもダサいTシャツに期待していた私(佐藤)はとてもガッカリしていたのだが、思わぬ当たり商品が入っていることに気付いたぞ!

その商品とは、定価2万600円のワイヤレスイヤホン「power beats2」である。3日間使ってみたのだが、音がいい! 装着した感触が心地いい!! 普段運動するという人は絶対に買いの逸品である。マジでいいぞ!

・フィット感、ハンパない!

まず素晴らしいのが、装着したときのフィット感が大変良いことだ。私はこのイヤホンを手に入れるまで、昨年のラッキーバッグに入っていた、JayBird BlueBuds X(1万8800円)を使用していた。

jaybird3

こちらもワイヤレスイヤホンである。これはこれで良いところがあったのだが、こちらはイヤークッションで耳の内側に固定するタイプだった。これが走るとブレブレで、イヤーチップが簡単に取れてしまうのである。私は1年間使用している間に、純正のイヤーチップ全サイズを紛失してしまったのだ。

・走っても飛んでもブレない

その点、power beats2は装着するとまったくブレない。走っても飛んでもブレることがない。イヤーフックがしっかりと耳に固定してくれるので、安心して激しく動き回ることができるのだ。まさしく運動するためのイヤホン。

・EQで高音を補おう

音質はJayBird BlueBuds Xが高音シャリシャリサウンドだったのに対して、こちらは若干低音がきつめである。イコライザー(EQ)アプリで高音を補ってやると、聞き心地の良いサウンドになるだろう。その低音もこもっているという類のものではなく、豊かさのある気持ちの良い低音である。EQで高音を補って、音の線をクッキリとさせてやると良いだろう。

powerbeats2

powerbeats3

powerbeats4

・電源がわかりにくい

あえて気になる点をあげると、電源のオンオフがわかりにくい。電源スイッチが小さく薄めなので、押している感覚が乏しく、オンになったのかオフになったのかがわかりにくいのだ。また電源オンを示すLEDも小さく、点灯しているかどうかもわかりにくい。起動時だけ少々手間がかかるのだが、それさえ気にしなければすこぶる快適なイヤホンといえるだろう。

今年こそ、今年こそダイエットするぞ! と年初に固く決意した人にはおすすめである。フィット感に大満足するに違いないだろう。

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼かなり運動向きなpower beats2
powerbeats5