消費税も8%に増税し、タバコ代もかさんできた。今後さらに消費税が10%になったら、喫煙者は塩と白米しか食えなくなっちゃう! 死ぬ!!
このようにブチ切れているのは、ロケットニュースいちタバコを愛する男・佐藤記者。三度の飯よりタバコが大好きな彼にとってタバコ代の値上がりは、かなりの死活問題らしい。
・自分のことは自分で
しかしタバコを値下げしろと政府に言っても聞いてもらえるワケがないし、自分のことは自分でなんとかするしかない。そこで佐藤記者は考えた。
「タバコを吸っているのに、煙を吐き出すのはエコではないんじゃないか……? タバコを吸って吐き出す煙を再度吸い続ければ、無限にタバコを吸い続けられるのではないか……?」
──と。佐藤記者いわく、いままでは吐き出して大気汚染をしていた煙を再利用することで、クリーンに半永久的かつ、エコな喫煙を可能にするのだという。
・材料を用意
それを実現するべく佐藤記者が用意したのは「コンビニのビニール袋」、「アルミホイル」、「輪ゴム」、「ビニールテープ」、「ストロー」、「トイレットペーパーの芯」という、ありふれた材料。
輪ゴムをビニール袋の底にテープで貼りつけ、手提げの部分を切って空いた穴に片側ずつストローとトイレットペーパーの芯を空気が逃げないよう貼りつけていき、最後にトイレットペーパーの芯のところにアルミホイルを輪ゴムでくっつける。
・ISSの完成
「コレで無限喫煙システム『ISS(Infinity Smoking System)』の完成や!」と叫ぶ佐藤記者。なんだか国際宇宙ステーションみたいな壮大な名前だが、コレさえあればタダでタバコを吸い続けられるそうだ。
方法はまずISSを喫煙所へ持っていき、トイレットペーパーの芯部分からタバコの煙をスモーカーたちに吐いてもらう。袋が満タンになったらアルミホイルのフタを閉じ、自分の机に下げておく。
・吸いたくなったらストローから
その後は吸いたくなったらストローの方から煙を吸う。そして吐き出すときは、芯部分から さっき吐いてもらったように煙を吐き出せばOK。煙が落ち着いてしまったら、また喫煙所へ持っていく……という仕組みらしい。
タバコを極めたニコチンマスターにしか発想できないこのシステム、お金の無いスモーカーには役立つのだろうか? 喫煙所で煙を貰うのはなかなか恥ずかしい気もするのだが……。
考案:ニコチンマスター佐藤
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.
▼ISSの材料はコレだけらしい
▼完成品
▼これを喫煙所へ持っていくそうだ
▼煙を吐いてもらい満タンに
▼あとは自分の机にかけ、思う存分吸う
▼吐くときは芯に吐けばエコらしい
▼自分の発明に大満足のニコチンマスター佐藤