ここ数年、喫煙者にとっては本当に肩身の狭い時代になった。歩きタバコなどはもちろんしないが、これまで設置されていた喫煙所は徐々に減少し、タバコを吸おうにも吸う場所がなかなか見つからない。最近では禁煙の飲食店も多く、ますます喫煙者は減っていくことだろう。

そんな中、急速に広がっているのがアイコスを始めとする「加熱式タバコ」である。煙も出ずにタールもゼロ、地域によってはタバコと見なさない自治体もあるというが、残念ながら「加熱式タバコ喫煙者のマナー」も、ちらほらと問題になりつつあるようだ。

・イタリア料理店のツイート

2017年10月20日、静岡市葵区のイタリア料理店「ROSSO(@CiaoROSSO)」が投稿したツイートが話題を呼んでいる。まずは投稿をそのままご紹介しよう。


「灰皿くださいとも言わないでアイコス吸ってるからどうするのかと思ったらこうなってました。当店、明日から完全禁煙とさせていただきます」


コメントと共にアップされた画像には、アイコスの吸い殻がビニール袋の上に放置されている様子が写し出されており、さすがにマナー違反と言わざるを得ない光景だ。

・賛否を呼ぶ

元々は喫煙者だったというROSSOの店主さん。当時は「タバコを吸う時は必ず灰皿を先に頼むか吸ってもいい店なのか確認していました。それが私のマナーであり常識なのです」としている。そして大多数の喫煙者も同じことを心がけているに違いない。

おそらく、この吸い殻(燃えるゴミ)を捨てた人は「アイコスだからいいでしょ」という気持ちがあったハズだ。……んが、煙が出なかろうとタールがなかろうと、アイコスも普通にタバコである。紙巻き煙草の喫煙者と同様のマナーを守るべきだろう。

だが一方で、反対意見もそれなりに見受けられ「店員さんが気を利かせて灰皿を持って行かないんですか?」「アイコスの吸い殻は燃えるゴミなので問題ないのでは?」「わざわざ晒すなんて最低だな」……などの声も挙がっていることは記述しておく。

紙巻きタバコで肩身が狭い思いをし過ぎたせいか、加熱式タバコに替えた途端、まるで自分は喫煙者じゃないと錯覚してしまう人は意外と多い。だが言っておくぞ、加熱式タバコも普通にタバコで喫煙である。そこを勘違いするべきではない。

参照元:Twitter @CiaoROSSO ,used with permission.
執筆:P.K.サンジュン

▼こちらがツイート。こういう喫煙マナー違反はやっちゃいけない。