kenta2

2014年……ある日本人プロレスラーが世界最大のプロレス団体「WWE」にその身を投じた。これまで日本人がWWEに入団したケースは何度かあったが、メジャー団体のヘビー級チャンピオンも経験したレスラーが海を渡るのは異例である。男の名は「KENTA」という……。

KENTA（けんた）……。プロレスラーとしては小柄な部類であるが、抜群の運動神経とプロレスセンスとビジュアル、何よりファンの気持ちを揺さぶる熱さを持った男である。そんなKENTAの必殺技を、60個もランク付けした動画が YouTube にアップされているのでご紹介したい。動画のタイトルは『Top 60 Moves of KENTA』だ!!

・米在住のプロレスマニアが制作

以前の記事でも解説したが、まずは動画の作者を紹介しておこう。毎度おなじみ YouTubeユーザー「BDWJ1986」こと、米ニュージャージー州プレインフィールド在住のロドニー・A・カミンズ（Rodney A Cummins）氏だ。

ロドニー氏は、これまでにも数々の「プロレス勝手にランキング動画」を公開。そのひとつが今回の “KENTAベスト60” だ！　彼の動画のアップの頻度は、11月も12月も全く変わらない……！　彼女はいるのか、ロドニー・A・カミンズ!!

・ブサイクへの膝蹴りは11位

それはさておき、気になるランキングであるが、ロドニー氏らしい多彩なラインナップになっている。若手時代に多用していたテキサスクローバーホールドが53位、三沢式クラッチのタイガースープレックスが29位、破壊力抜群のブサイクへの膝蹴りが11位となっている。

果たして1位は何なのか？　気になる結果は自分の目で確かめて欲しい。ちなみにアメリカへ渡ったKENTAは「イタミ・ヒデオ」とリングネームを変えている。イタミはアメリカでも人気のアニメ「NARUTO」のキャラから、ヒデオは「野茂英雄」氏から来ているそうだ。

先述したように熱い男KENTAだが、鼻っ柱の強さでも有名である。小柄ながらバチバチと仕掛けていくファイトスタイルは、大物レスラーの天龍源一郎や高山善廣から高く評価されている。エンターテインメント色が強いWWEマットでも、そのファイトスタイルを貫けるのか？　今後のKENTAにも注目だ。

参照元：YouTube、Twitter @BDWJ1986
執筆：P.K.サンジュン

▼「Top 60 Moves of KENTA」だ！
https://www.youtube.com/watch?v=IInozXKs-eE

▼「Top 25 Moves of KENTA (2013-14) 」もあるぞ！
https://www.youtube.com/watch?v=P8NWMUilBak