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「継続は力なり」という。何事も続けることは大切だが、それがはたして実を結ぶかどうかはわからない。その好例をお伝えしたいと思う。

お笑いコンビ「サバンナ」の八木真澄さんをご存知だろうか? どちらかといえば、相方の高橋茂雄さんの方がテレビに出演する頻度が多いため、パッと顔が浮かばないという人も少なくないはず。そんな八木さんが携帯小説を執筆していたことが判明! しかも5年間も。その連載が間もなく2000話を迎えようとしているのだ。知られてなさすぎるだろ……。

・番組で話題に

この事実は、2014年12月16日放送の「有吉弘行のダレトク!」(フジテレビ系)で話題に。どこで連載しているのか、あまり知られていなかったのだが、彼のブログで2009年からほぼ毎日の頻度で執筆していたのである。

・遡るのが大変

どんな内容なのか気になって、第1話から読もうとしたのだが、アーカイブをスムーズに検索することができない。ブログの左カラムにあるカレンダーをひたすら遡(さかのぼ)って、ようやく第1話を発見した。八木さんの「真澄携帯小説」第1話は2009年3月7日に投稿されていた。マジで5年間書き続けている……。

・八木真澄さんの「真澄携帯小説」第1話

「あー今日からオープンだ。 ある湖のほとりに、バーをオープンすることになった。 メニューはビール、 酎ハイ、 芋焼酎、 梅酒、 あとはから揚げ、 ポテト、 など簡単につくれるものだけ。 お客さんは来てくれるのかなあ。 昔、カラオケボックスでバイトしたことはあったけど、 バーをオープンするとなるとまた違う。 『 もーやってるの?』 そこに現れたのは… 続く 」(八木真澄公式ブログより引用)

・読みづらい……

かなり唐突な物語の始まり。これがどんな展開になるのか気になって、しばらく内容を追いかけてみた。すると、ビックリするような展開。ツチノコが出てきて、ツチノコを芸能界デビューさせるという、想像を絶する方向性へと発展していくのである。だが、パソコンでは少々読みにくいため、私(記者)は途中で読むのを断念してしまった。超展開すぎて読みづらいというのもあったのだが……。

・書籍化して欲しい

気になる方は、先が長いのだが読んでみると良いだろう。それにしても膨大な量である。これ、どこかの出版社から書籍化されないだろうか。文字量が多すぎるので、できれば書籍で読んでみたいのだが……。

参照元:八木真澄公式ブログ「八木真澄の日記
執筆:佐藤英典

▼2014年12月18日投稿の第1977話。もうすぐ2000話。第1話はこちらから。遡るのが本当に大変だった……
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