プロレスラー、天龍源一郎(64歳)。多くの同年代レスラーが第一線を退く中、いまだ最前線で戦い続けるレジェンドレスラーだ。男気あふれる性格で、天龍源一郎を悪く言った話は聞いたことがない、まさに男の中の男である。
一方で天龍源一郎は『絶望的な滑舌の悪さ』でも知られている。彼の言っていることを一度で聞き取れる人は、この世にいないと言ってもいいだろう。そんな天龍源一郎が、「あらゆる実況の中で一番難しい」とされる、競馬の実況に挑戦した動画が話題になっているのでご紹介したい。
・なぜ滑舌が悪いのか?
動画をご覧いただく前に、天龍源一郎の『滑舌の悪さ』について説明したい。基本的にプロレスラーの多くは滑舌が悪い。喉への攻撃で声帯が潰れてしまうのだ。さらに天龍は『プロレス界最強の酒豪』としても知られている。潰れた声帯に酒焼け、それが40年近く続いた結果が絶望的な滑舌の悪さを生み出しているのだ。
・天龍は本気
今回のチャレンジをするにあたり、50年近く競馬ファンだという天龍はやる気満々。滑舌をよくするため、当日の朝は「オクラと納豆を食べてきた」という。それがどう効果があるかイマイチよくわからないが、天龍自身は本気なのだ。
天龍が実況を担当したのは、2014年10月13日盛岡競馬場にて行われた「第27回 マイルチャンピオンシップ南部杯」である。元々が絶望的な滑舌の悪さなのに、天龍自身が興奮していくにつれ更に滑舌が悪くなるという、これ以上ない悪循環が収録されているぞ。
ちなみに、2014年11月3日には3レースを「天龍源一郎の日本一滑舌の悪い競馬実況 in ニコニコ生放送」で放送予定だ。興味がある人はこちらも併せてチェックしてほしい! 男・天龍源一郎の本気を見届けろッ!!
▼【天龍源一郎 競馬実況】(VerS)第27回マイルチャンピオンシップ南部杯|オッズパーク だ!
https://www.youtube.com/watch?v=JBWTC-bbKMg