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東京都新宿区にある「新宿大ガード」と呼ばれる界隈には、驚くべき数のラーメン・つけ麺店が存在する。そのお店を探索するのが、この「西新宿ラーメン紀行」である。

以前の記事で、迫力のチャーシューが魅力の「らぁめん ほりうち」についてお伝えした。このお店の並びには、ほりうちと所縁の深い「満来」もある。近距離に立ち並ぶ2軒がこの界隈の胃袋を満たしているのかと思ったら、もう1軒同じ通りにラーメン店が存在した。

そのお店「たからや新宿店」も肉盛では2軒に負けていない。炙り肉入りラーメンの炙りチャーシュー入りは、丼を覆い尽くすほどの肉の量だったのである。

・あまり知られていない

お店の立地はあまり良いとは言えない。新宿駅西口、小田急ハルクの裏手に位置するのだが、駅の方から歩いてくると「ほりうち → 満来 → たからや」の順で軒を連ねているのである。したがって、先の2軒に客をとられてしまう可能性も否めないのだ。しかも、たからやは他の2軒ほど有名ではない。

・炙り肉がウリ

同じ通りに店舗を構えているだけで不利といっても過言ではないだろう。しかしたからやも肉盛に関しては負けてはいなかった。ここのウリは、店前のメニューにも掲げられている炙り肉である。店内のカウンターから、炙り用の焼き場が見えるように工夫している。その様子はまるで焼き鳥屋のようである。その場で分厚い肉やチャーシューを焼き上げて提供しているのである。

・もっとも肉々しいメニューが食いたい!

さて、私(記者)はできることならもっとも肉々しいメニューを口にしたいと思い、ここの看板メニューのひとつ、炙り肉入りラーメンをオーダー。さらに炙りチャーシューを追加トッピングした。はたして、ほりうちや満来に匹敵するインパクトはあるのだろうか?

・丼の半分は肉!

7~8分後にラーメンが運ばれてきた! おおッ!! これはなかなかのインパクト! ラーメン頼んだのに麺がまったく見えない。丼の半分は肉で埋め尽くされているではないか。ラーメンを食うというよりも、肉を食うという表現の方がふさわしい見た目である。

・濃いめのしょう油

そして食べてみると、スープは濃いめのしょう油で若干甘目の味付けに仕上がっている。ラーメンよりもどちらかといえば中華そばに近い味だ。麺は中太で、もっちりとした歯ごたえ。麺の量はそう多くはないのだが、歯ごたえが強く食べ応えがある。

・問題は肉だ

量に関しては申し分ないだろう。推定3センチの分厚いチャーシューが6切れも乗っかっており、見ているだけでおなかが膨れてきそうだ。余談だが、丼を覆っていたのは炙りチャーシューで、炙り肉はその下敷きになっていることに後から気づいた。思いっきり肉にかぶり付きたいという人は、炙りチャーシューをトッピングすることをおすすめする。

・だが少し味が薄い

しかしこのチャーシューの味が少し薄くて、スープに負けている感じが否めなかった。量には満足なのだが、少し味気なくて食べているうちに飽きてしまう。下味の段階でもう少し塩気を強めにした方が良いのではないかと感じた。とはいえ、肉を食っている満足感は十分にあると感じた。

軒を連ねるライバル店は、かなりの強豪。そこで独自の路線を貫くたからやには、これからもがんばってもらいたい。

・今回紹介した店舗の情報

店名:たからや 新宿店
住所:東京都新宿区西新宿1-4-11 宝ビル 1F
営業時間:月~土曜日11:00~23:00、日曜日11:00~21:00
定休日:なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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▼これが炙り肉。チャーシューをトッピングしたら、その下敷きになっていた。炙りチャーシューのインパクトに負けている
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▼カウンター内で肉を炙る様子が良く見える
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