海外渡航歴のない10代の女性が、「デング熱」に感染していた問題で、新たな情報が報じられている。最初に感染が認められたこの女性のほかに、新たな2名の男女が感染していたことが判明したというのだ。
NHKが報じるところによると、2名の男女は最初に感染が認められた10代の女性と同じ学校に通っており、東京都の代々木公園で蚊に刺された疑いがあるそうだ。代々木公園といえば、頻繁にイベントが行われており、日常的に利用している人も多いはずである。ネット上では早くも公園利用に対する懸念が広がっている。
・代々木公園でダンスの練習
感染が確認された同じ学校の3名は、8月初旬から20日頃にかけて代々木公園でダンスの練習を行っていたそうだ。彼らと一緒に約30名ほどが活動を共にしていたというが、彼ら以外に症状を訴えている者はいないとされている。この報道にネットユーザーは次のように反応している。
・ネットの声
「もう、刺されて痒いだけじゃすまない時代が来るのだろうか?」
「えっ日曜に代々木公園いってきたばっかなんすけど…」
「続々増えてるじゃないの」
「意外に身近な公園でビックリ」
「大好きな代々木公園で」
「代々木公園キケン!」
「代々木公園って・・・」
「え?代々木公園??」
「あぶねー。みんな気をつけて」
・薬剤を散布
東京都はこれを受けて、2014年8月28日の夕方から3名がいたとされる場所を中心に、薬剤を散布するとのことである。なお、厚生労働省はデング熱に関する情報を公開している。それによると、デング熱は蚊を媒介した病気であり、人から人への感染はないとのこと。そして、感染しても発症しない場合もあるそうだ。とにかく安全が確認されるまで、公園の利用は控えた方が良いのではないだろうか。