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現在、欧州サッカーは各国で新シーズンが次々に開幕。多くの日本人選手が所属するドイツ・ブンデスリーガも先日開幕し、マインツの岡崎慎司選手は昨季に続き、開幕戦でいきなりゴールを決めた。

今季も日本人選手の活躍の予感がするが、別の試合で「わずか9秒」でゴールが誕生したと話題になっているのでご紹介したい。その様子は動画「The Fastest Goal in Bundesliga History – Bellarabi Scores after 9 Seconds」で確認可能だ!

・ドイツリーグ最速記録

キックオフから9秒でのゴールが生まれたのは、2014年8月23日に行なわれたドイツ・ブンデスリーガのドルトムント vs レヴァークーゼンの試合。はたしてこのゴールはどのような流れで決まったのだろうか。

・一連の流れ

攻める赤のレヴァークーゼンに対し、守る黄のドルトムント。新シーズンの開幕戦で見られたゴールまでの流れを簡潔に表すと次のようになる……

キックオフ → 速攻を仕掛けるレヴァークーゼン → サイドに展開 → 中央に走り込んだ選手にボールが渡る → ディフェンスを交わしてシュート → ネット左隅へゴール!!

……といった流れだ。通したパスはたったの4本。時間にして9秒というまさに「電光石火」と呼ぶにふさわしいゴールであった。

・清武選手の記録を塗り替える

開幕戦で強豪・ドルトムントの足元をすくうゴールはドイツリーグ史上最速記録のオマケつき。2014年2月に清武弘嗣選手がニュルンベルク(現ハノーファー96)で記録した「10秒」を塗り替えるものとなった。

・試合結果

試合は史上最速ゴールに続き、後半ロスタイムにも追加点を奪ったレヴァークーゼンが0−2で勝利し、アウェーで貴重な勝ち点3を獲得。ちなみに今年1月にセレッソ大阪から期限付き移籍で加入した丸岡満選手(ドルトムント)はベンチ入りしたが、出場はなかった。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし