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仕事をするにも余暇を過ごすにも、コンピューターなしでは生活できない時代になってしまった。特に、生まれた時からハイスピードインターネットで動く現代のパソコンしか知らないデジタルネイティブ世代は、ネットもなければ音楽を聴いたり、動画も見られない初期のパソコンなど想像もつかないだろう。

以前、そんなデジタル世代の子供達にウォークマンを渡して反応を確かめた動画を紹介したが、今回はそのパソコン版。使わせてみたのは30~40年前のパソコンだ。はたしてどんなリアクションをするのだろうか? 子供達の反応は、動画「KIDS REACT TO OLD COMPUTERS」を要チェック!

・“大きい!” と驚きながらも、パソコンだと言い当てる

子供達の目の前に置かれたのは、1970~80年代のデスクトップパソコンだ。ドド~ンと存在感があって、とにかくデカい!! そしてウォークマンの時とは異なり、どの子も「大きいな!」「昔のテレビみたい」と感想を漏らしながらも、すぐにパソコンだと分かった。

・電源の入れ方が分からない!

まず電源を入れるように指示されると、モニターのスイッチは入れたものの、パソコン本体を起動できない。結局誰も電源を入れられなかったため、本体裏側にスイッチがあることを教えられ、何とか起動することができた。

・電源を入れたけど……お手上げ状態!!

しかし電源を入れたにもかかわらず、画面はほぼ真っ暗。すぐにネットに繋いで、ウェブサイトを見たりゲームができる今のパソコンとは勝手が違う。キーボードを叩いても何も起こる気配はなく、子供達はお手上げ状態! 最初にリセットボタンを押さないと何もできない仕組みで、しかもマウスがないため、全てキーボートにタイプしなければ作業ができないのだ。

・インターネットにどう繋げる!?

次に「ネットに繋げてみて」と言われた子供達は、キーボード上で指を右往左往させながら、呆然とした様子。「当時はインターネットはなかったんだよ」と告げられると、驚嘆の声が上がっていた。

基本的に計算や文字・記号を打ち込むぐらいしかできないことを知ると、彼らは「今のテクノロジーと比べたら価値がないよ!」と、首を振りながら異口同音に返答。

・フロッピーディスクの使い方

そしてモニター横にあるフロッピーディスクドライブを、てっきりプリンターか外付けハードドライブだと思っていた彼らに、ゲーム用の8インチ(約20センチ)フロッピーディスクが手渡された。だが電源を入れる時と同じく、ディスク挿入に四苦八苦!

やっとディスク挿入に成功したのに、ゲームをするために、もう一度電源を切り再起動する必要があると知らされると、頭を抱え込んでしまう子もいた。しかも始めたゲームの画面は、昔のインベーダーゲームといった様相で、みんな不満気な表情を浮かべていた。

・こんなコンピューターいらない!

最後に、“このパソコン欲しい?” と聞かれた子供達の返事を紹介したい。

「30年前だったら欲しいかもしれないけど……」
「うん! カッコイイって思う」
「いらないわ。だってほとんど何もできないじゃない!」
「ゲームもつまらないし退屈だよ」

パソコンやネットがない時代を知っている世代でさえ、もうあの時代には戻れないだろう。しかし子供だけでなく、この型のパソコンを使える中年世代も、そうそういないのではないかと思ってしまった。

参照元:YouTube
執筆:Nekolas

▼モニターの電源は入れたけど、パソコン本体の電源スイッチが分からない
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▼本体の裏側にスイッチ発見!
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▼電源を入れたはいいけど、画面はほぼ真っ暗だ
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▼「1+1+2=4」と計算してみる
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▼フロッピーディスクを入れるの四苦八苦!!
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▼昔のインベーダーゲームのような見た目だ
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