ブラジルで開催中のサッカーワールドカップ2014、日本はリーグ最終戦でコロンビアと対戦し、1対1で前半を折り返したものの、後半で3点を奪われ敗退。決勝トーナメントへ進むことはできなかった。
2014年6月15日の初戦で、東京・渋谷の駅前交差点は一部のファンが迷惑行為を行い、逮捕者が出る事態となった。今回の試合後は警察のスムーズな誘導により、大きな混乱は見られなかったようである。サポーターはいくぶん落胆した様子で、駅へと向かっていた。
・6時30分より規制
交差点は午前6時30分より歩行者の交通規制を開始した。スクランブル交差点は斜め横断を禁止し、多数の警官を配備。バリケードを設けて、歩行者が交差点内に立ち入れないようにしていた。
・横断歩道を片側通行に
さらにすれ違いざまのハイタッチができないように横断歩道を2つに分けて、片側通行にしていたのである。またマルイから駅、センター街内から駅への流れを規制して、交差点への流れを制限するなどさまざまな策を講じたおかげで、7時30分の段階では目立った騒ぎや混乱はなかった。
一部のサポーターは駅前でニッポンコールをしようと試みたようだが、それに呼応する人の姿はあまりいなかったように見えた。今大会は決勝進出できなかったのだが、また次の大会に向けてサッカー日本代表には頑張って欲しい。
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
▼午前6時10分頃の東京・渋谷交差点。試合中のためあまり人はいない
▼6時30分から規制開始。斜め横断できないようにバリケードが設置された
▼ちなみにこのバリケード内は報道関係者向けのエリアとして利用を許された
▼多数の警察官により交差点の通行を整備
▼マルイ方面から駅前交差点への進入を規制
▼センター街の通り抜けも規制されていた