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ゲームも好きなプロレスファンならば、おそらく誰しもが『ファイヤープロレスリング』シリーズは体験したはず。通称ファイプロ。ゲームで表現する「プロレス」に、こだわりまくった名作中の名作シリーズである。

ファイプロの魅力を語る上で “エディット機能” を欠かすことは出来ない。当時のゲーム史上最高峰のエディット機能を駆使し、プレイヤーたちは思い思いの選手を作成。その背中に夢を馳せリングで戦ったのだ……! そんな『ファイプロエディットあるある50』を今回はお届けしたい。

【ファイプロエディットあるある50】

その01:試合をやるつもりでいたが、エディット癖がつきすぎていつの間にかエディットモードになっている。
その02:エディット選手を試合で使って納得がいかなかったらその場で試合中断。エディットモードに戻る。
その03:オリジナルレスラーは自分だけのもの。仲のいい友達でも見られるのは恥ずかしい。
その04:特に恥ずかしいのはリングネームとニックネーム。
その05:実在するレスラーやキャラクターをモデルにしたエディットレスラーは、むしろ見せつけたい。
その06:自分の中での主人公は、回復・呼吸・精神力・各種すべてMAX。ためらいはない。
その07:クリティカル設定を打撃にすると最初は楽しいが、だんだん虚しくなってくる。
その08:しかしクリティカル設定がスープレックスやサブミッションなら楽しい。
その09:ただ結局、クリティカル設定は必殺技に落ち着く。
その10:ゲーム内に存在しない新技が実際のプロレスで出始めたら、似た技で自分を納得させる。
その11:レガースとオープンフィンガーグローブは、見栄えがいいので多用。
その12:タトゥーも多用。節度がないとタトゥーだらけの選手が出来上がる。
その13:ノーマルパンツ+リングシューズの組み合わせはダサいのでNG。
その14:素足はそれなりの頻度で使う。
その15:髪の色で迷走して、何色とも言えない髪の色の選手が出来上がる。
その16:マスクも同じ。
その17:あんこ型レスラーを作っても、イマイチ “あんこ感” が出ない。
その18:リズミカルなルチャの構えがかっこよくて多用。
その19:骨法の構えのユラユラ感も好きでよく使う。
その20:大型レスラーの構えは結局パワータイプで落ち着く。
その21:両手を広げて胸を張る雄叫びアピールが抜群のかっこよさで多用。
その22:ブレード・武者(グレート・ムタ)や神崎仁水(新崎人生)の「シュシュッ」ポーズも多用。
その23:氷川光秀(三沢光晴)のアピール、通称「汗ワイパー」は結局氷川以外しっくりこないから使えない。
その24:意味もなく、そういうレスラーじゃないのに毒霧アピールや腰クネアピールをねじ込んでみる。
その25:そして結局元に戻す。
その26:サマーソルトキックは多用。
その27:ノーマルのボディスラムは使わない。使うなら叩きつけ式。
その28:ノーマルのハイキックは使わない。使うなら空手式やムエタイ式。
その29:ノーマルのジャーマンスープレックスは使わない。使うなら高速式や低空式。ただし、あえて隠し技的なノーマルジャーマンスープレックスならあり。
その30:ノーマルのドロップキックは使う。でも、もっと使うのは旋回式のドロップキック。一番使われないドロップキックは正面飛び式。
その31:ドラゴンスクリューと足四の字固めはワンセットになりがち。
その32:正面から組んでのスープレックスはバックに回る1モーションが余計なので使わない。やはりスープレックスはバックから。
その33:しかしスープレックス系のレスラーを作ると、 バックからのスープレックス数に限りがあるため泣く泣く使う。
その34:もちろんスープレックス系レスラーのコスチュームはアマレスタイツ。
その35:最初のうちに作る巨漢レスラーは、トップロープ技もムーンサルトに設定。
その36:そのときは「セイバー(ベイダー)も使ってるし…」と自分を納得させる。
その37:そのうち巨漢レスラーの立ってる相手へのトップロープ技は、スレッジハンマーで落ち着く。
その38:小型選手の小技投げはサイクロンホイップがスタンダード。
その39:フォール式のフランケンシュタイナーを使いたいが、片手上げアピールが余計で使えない。あれは後藤(武藤)だけのもの。
その40:大型選手にみちのくドライバー2を設定すると、恐ろしく説得力のある技になる。
その41:ヒール系レスラーを作るときしか使えない、鎌攻撃と火攻撃。
その42:小型選手の雪崩式技に1つは入る、雪崩式フランケンシュタイナー。
その43:雪崩式ジャーマンスープレックス、通称スパイダージャーマンがかっこよくて多用。
その44:自分の中の主人公には、やっぱりかっこよすぎる若本スペシャル78。
その45:腕殺し専門レスラーを作る。
その46:足殺し専門のレスラーも作る。
その47:いぶし銀のレスラーを作ろうと決めて作ると、本当に渋くなりすぎてあまり愛せない。
その48::声の設定が面倒になってくる。
その49:ある程度レスラーが出来てから軍団編集してみると、異様なチグハグさになる。
その50:ありがとう増田雅人、さようなら増田雅人。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼エディット画面。ヒューマン太郎に涙。
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