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ロボット、それは人類の将来的なパートナーであり、あらゆるシーンで活躍が期待される存在である。本当にパートナーになり得るかどうかは、科学の進歩にかかっているのだ。

そんなロボットを、意外な方向に発展させようとしている企業がある。ドイツの技術メーカーが、なぜかロボットにポールダンスをさせようとしているのだ。最近行われた世界最大級のテクノロジー見本市で、そのデモが行われたのだが、この怪しい動き……まるで、その昔ネット上で話題になった「先行者」のようではないか!

・伝説のサイトで話題に

先行者(せんこうしゃ)とは、2000年ごろに話題になった中国の二足歩行ロボットである。ジョークサイト「侍魂」で紹介されたことをきっかけに注目を集めた。同サイトでは、GIFアニメによって動きが再現されていたのだが、今回のポールダンスロボがこの動きに微妙に似ている。

・1体400万の高級品

ポールダンスロボは、ハノーヴァーで開催されていた見本市『CeBit 2014』で披露された。手がけたのは「Tobit Software」という企業で、ロボットのデザインはイギリス人デザイナーのジルズ・ウォーカーが担当したのだとか。ロボの動きはかなりスムーズで、手間と技術の結晶であることがよく分かる。

だが、動きがどうしても先行者のように見えてしまうために、その素晴らしさが半減してしまう……。それにもまして疑問なのは、このロボットが何の目的で作られたのかということだ。価格は約400万円。ショーパプなどで使われるのだろうか。今後の動向にも注目したい。

参照元: The Celebrity CafeYouTube(英語)、侍魂
執筆: 佐藤英典

▼1体400万円のポールダンスロボット