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2013年3月11日に、アップルは「iOS7.1」をリリースした。今回のバージョンアップで、ホーム画面がクラッシュする問題やTouch ID指紋認証機能などが改善されている。すでに更新したという人も多いかもしれない。

これからと言う人は、もう少し様子を見た方が良いかもしれない。というのも、バッテリーの消費が早くなったという報告があるからだ。アップルのサポートコミュニティやTwitterなどで、バッテリーの問題についての発言をしている人が相次いでいるのである。

・iOS7.1にしたネットユーザーの声

「iOS7.1にしてから、電池の減りが早くなっている気がします」
「バージョンアップしたらバッテリーの持ちが悪くなったような気がするが」
「バッテリー消費が2割増し」
「iOS7.1にしたら電池消費早くなった」
「電池の減り方が爆速だ」
「バッテリーがモリモリ減っていく」
「iOS7.1にしてから電池の減りが速くなった」
「バッテリー消費が早すぎないかこれ…」
「バッテリーの減りが早くなった。気がしないでもない」
「iOS7.1から電池の消費が異様に激しいんだけど」

・テスト結果は良くない

海外のネットユーザーからも同様の声が上がっている。だが、すべてのユーザーが同じように感じている訳ではないようだ。海外のIT系サイト「Ars Technica」は、以前のバージョン(7.0.6)とバッテリーの持続時間を比較している。Wi-Fi利用のウェブブラウジングで、そのスコアを比べているのだが、「iPhone4s」、「5s」、「iPad mini」「iPad (第4世代)」はiOS7.1のスコアが低い結果となった。つまり、ユーザーが感じている「バッテリー消費が早い」という感覚は、気のせいではないかもしれない。

・クリーンインストールした方が良いかも

このことについて海外のネットユーザーは、iTunesで一旦以前のバージョンを復元し、改めてiOS7.1をインストールする「クリーンインストール」を推奨している。バッテリー消耗が激しいと感じる人は、クリーンインストールを試してみると良いかもしれない。

参照元: 9to5mac
執筆: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24

▼「Ars Technica」が行ったテストの結果。「iPhone4s」、「5s」、「iPad mini」「iPad (第4世代)」のスコアが低い
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