先日、ファミリーマートが『ポンキッキーズ』の人気キャラとコラボした中華まんのの発売を発表して話題となった。2014年2月4日、その「ガチャピンまん」と「ムックまん」が発売になったぞ!
前評判は「可愛すぎる!!」、「これは買っちゃうな!」と中々良かったようだ。実際の商品はどうなのだろうか? そしてお味の方は……? 実際に購入してみたぞ。
・「ガチャピンまん」と「ムックまん」
「ガチャピンまん」と「ムックまん」はその名の通り、ガチャピンとムックの顔をした中華まんだ。2人それぞれのカラーに合わせて、緑色の「ガチャピンまん」の具はピーマンと豚肉をオイスターソースで炒めた中華・チンジャオロースー(青椒肉絲)。赤色の「ムックまん」は、豚肉とキャベツを炒めたホイコーロー(回鍋肉)だ。
・ガチャピンまんは可愛すぎィ! イラストと完全に一致
まずは「ガチャピンまん」を見てみよう。……何これめちゃめちゃ可愛いやんっ!! 丸くムッチリと膨らんだ緑色の中華まんは、まさしくガチャピンの輪郭そのものだ。そこに丸くトロンとした目に、ちょろっと白い前歯がのぞいている。そして後ろにはトサカみたいな突起も忠実に再現されているぞ。ガチャピンは恐竜の子だもんね!
正面から見ても可愛いが、実はちょい斜め後ろからトサカも視界に入るように見るとよりガチャピンらしい!! いつもイラストで見ているデフォルメ版ガチャピンにソックリ。完全に一致と言っていいくらいだ。
・ムック、ですぞ……?
相方の「ムックまん」はと言うと……ムック、ですぞ?? 赤い顔に、頭のプロペラ、丸くて小さな黒目の目も、ポカンと開いた黒い口も、そこに添えられた白い手も、全部ムックの特徴だ。しかし見れば見るほどムックじゃないような……。でも、これはこれで可愛らしい。
ガチャピン丸顔でツルっとしているので、中華まん向きの顔立ちだ。それに比べ、ムックはモッフモフした毛に包まれた面長の顔である。丸いムチムチ中華まん向きではないだろう。元々ハードルがあるので、「似ていない」と言うのはちょっと可哀相にもなってくる。いっそのこと、キン肉マンとのコラボまん「ラーメンまん」のように面長タイプの中華まんにしても良かったのかもしれない。
・食べてみた! → ガチャピンもムックも似た味だった
味はどんなものなのだろう? 「ガチャピンまん」と「ムックまん」食べ比べてみた。ファミマの発表によると、
『「ガチャピンまん」は塩水で下ゆでしたピーマンと細切りにした豚肉、たけのこをオイスターソースで炒めた青椒肉絲を包んだ中華まんです。』
で、「ムックまん」は
『豚バラ肉とシャキシャキしたキャベツを味噌、砂糖などで炒めた回鍋肉を包んだ中華まんです。』
とのことだったのだが……2つとも醤油みたいな味がしてあまり味の差は感じられなかった。あえて言うなら「ガチャピンまん」の方がピーマンの香りがしてやや爽やか、と言ったところである。具は茶色く、野菜の色や香り、歯ざわりを殆ど失っており、醤油なのか味噌なのか判別できないほどの強い味だ。おそらく青椒肉絲と回鍋肉を煮詰めてしまったのだと思われる。
中華まんの皮は淡白な味なので合わないわけではないが、中華料理の青椒肉絲と回鍋肉に期待する美味しさではなかったのが残念である。
・50万個の限定販売
中華まんとしての味には評価が分かれるかもしれない。しかし、可愛らしいビジュアルは人気であるようで、発売当日の午前中にすでに売り切れる店舗もあった。なお、「ガチャピンまん」と「ムックまん」は全国のファミマ約1万200店で各50万個の限定販売。ほかのキャラ中華まんより少なめなので、早めにチェックしておくことをオススメする。
参考リンク:ファミリーマート
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼ファミマの「ガチャピンまん」と「ムックまん」
▼まずは「ガチャピンまん」から!
▼今にも「ぼく、ガチャピン!」と話し出しそうなくらいのクオリティ
▼トサカもプリティー
▼敷紙のイラストと比べてみた! 完全一致レベルやん
▼ムックですぞ~!!
▼ムッ……ク……?
▼後姿が妙に可愛い
▼「ガチャピンまん」のチンジャオロース
▼具が茶色くなってるよ……
▼「ムックまん」のホイコーロー
▼「ガチャピンまん」に同じく