イエス・キリストの誕生を祝う日であるはずのクリスマス。しかし日本では、堕落しきった恋人たちによる肉欲の日になってしまっている。「クリスマスといえばイエスキリスト」ではなく「クリスマスといえば恋人とラブラブ」という流れになっているのだ。
・こんなの絶対おかしいよ!
なんとも嘆かわしい事実。クリスマスの時期は、恋人がいない日本人にとってつらい時期となる。町中がクリスマスムードとなり、恋人たちがイチャイチャしているからだ。そんな日本のクリスマスに「こんなの絶対おかしいよ!」とブチギレした当編集部の佐藤記者。
・「クリスマス中止」をお願いしてみた
激しくモテない佐藤記者は、サンタクロースに「クリスマス中止の要請」をすると決意。サンタクロースは、フィンランドの北極圏サンタクロース村に住んでおり、実際に会って直訴するというのだ。佐藤記者は無事にサンタクロースに会い、「クリスマス中止」を要請することはできるのか? 衝撃の結末に、佐藤記者が涙する。
・北極圏のサンタクロース村を目指す
佐藤記者はトルコ航空に乗って成田空港からイスタンブールを経由し、フィンランドのヘルシンキに向かった。そこからフィンランド航空でロヴァニエミの町へと飛んだ。この町の近くにサンタクロース村があるのだ。
・どこまでも毒されているな
このあたりは極寒の地域で、雪は完璧なるパウダースノー。オーロラが見える日もあり、まさに神秘の地である。佐藤記者はバスに乗りサンタクロース村へと移動。周囲がカップルだらけで、「どこまでも毒されているな」と嘆く佐藤記者。
・「クリスマス中止」を要請
サンタクロースはサンタクロース村の建物にいて、この村を訪れた人たちと会話をしたり記念撮影をしている。佐藤記者は思いを込めた手紙を持ってサンタクロースに会い「クリスマス中止」を要請。その理由として、以下のような内容を伝えた。
・佐藤記者からサンタクロースへ
「サンタクロースさんにお願いがあります。日本のクリスマスは恋人たちが楽しむものになっています。だから恋人がいない人たちはものすごく悲しい。私もそうです」(佐藤記者の手紙より)
・私のような恋人のいない人に幸を
さらに佐藤記者はサンタクロースに「特別なクリスマスを私のような恋人のいない人たちにください」とも話したという。そんな佐藤記者の相談に、サンタクロースはペンをとって手紙(返事)を書きはじめた。サンタクロースが対面したその場で返事を書くのは稀だという。
・皆さんの心にどう響く?
そして佐藤記者は、サンタクロースからの返事に感動して涙したのだ(ホテルでこっそりと号泣)。以下が、サンタクロースからの返事である(佐藤記者が持っていた葉書に書いてくれた)。その言葉、皆さんの心にどう響くだろうか?
・サンタクロースから佐藤記者へ
「佐藤さん メリークリスマス。そしてハッピーニューイヤー! いつも忘れないで欲しい、私は君の友だちだ。そして君が夢を描く先に、素晴らしい友だちがいる」(サンタクロースの返事より)
・独り身でも悲しむことはない
日本のクリスマスは恋人たちによって毒されている。しかし、独り身でも悲しむことはない。恋人がいなくてもサンタクロースがいるじゃないか! みんなにはサンタクロースがいるぞ! みんな元気出せよ!!
▼サンタクロースに会って「恋人たちによる堕落したクリスマスの中止」をお願いしてくるぞ!!
▼まずは経由地のトルコのイスタンブールに飛びます
▼イスタンブールの食堂でサンタクロースへの手紙を書きました
▼かなり真剣に、強い思いを込めて手紙を書いています
▼佐藤記者の真剣な思いはサンタクロースに伝わるのでしょうか?
▼イスタンブールからフィンランドのヘルシンキに飛びます
▼ヘルシンキからフィンランド航空でロヴァニエミの町へ
▼ロヴァニエミの町につきました!! 翌朝はサンタクロース村に行きます!!
▼バスは1時間に1本ほどの間隔でサンタクロース村に行きます
▼サンタクロースとの対面に緊張する佐藤記者
▼ついに到着しました!! ここがサンタクロース村です!!
▼サンタクロースの家のほか、食堂、カフェ、商店、アウトレット店などがあります
▼ここがサンタクロースの家らしいです。いよいよ対面の佐藤記者
▼絶対にクリスマスを許さない!! 恋人の肉欲に満ちたクリスマスなんぞ中止だ!!
▼サンタクロース待ってろよ! マジで怒ってるんだからな!
▼マジでクリスマス中止を要請するからな!! 絶対に許さない!! 絶対にだ!!
▼いやー♪ サンタさん最高!! マジ昔から尊敬してたっス!!
▼クリスマス最高っス! 今年のクリスマスもヨロシクっス!!
▼「いつも忘れないで欲しい、私は君の友だちだ。そして君が夢を描く先に、素晴らしい友だちがいる」 by サンタクロース