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関係が深まったことによって「情」が湧き、相手男性のことを好きになってしまう……。女性に多く見られる思考回路です。この「情」さえ湧いてこなければ、相手男性の一挙手一投足に振り回されることなく、もっと自分のペースで恋愛を楽しむことができるはずですよね。そこでは湧き上がる「情」の処理方法を考えたいと思います。

・精神論よりも習慣を変えるべし

精神論で、「好きになっちゃダメッ!」と思い込もうとするのは難しいです。それよりも、習慣を変えることで、自身をコントロールできる女性を目指しましょう。筆者がご提案したいのは、「手帳」です。

男性にはない習慣でしょうが、多くの女性は関係が深まった日を手帳に記録するものです。男性の皆さんは、「なんでわざわざ記録を残すのだ?」と疑問に思うかもしれませんが、決していやらしい意味合いではなく、月経周期のズレなどを把握するためには必要不可欠な作業なのです。

・ほとんどの女性はハートマークを付けている

記録の仕方ですが、一般女性から意見を募ったところ、ハートマークを付けているという人が圧倒的多数でした。アナログ手帳のみならず、ケータイアプリを利用している女性からも、「チェックを付けるとハートマークが表示される」という声が寄せられております。まぁ、確かにハートマークってわかりやすいですよね。

・愛があってもなくてもハートマークっておかしいですよね?

でも、よく考えたらヘンですよね。愛があってもなくても一律でハートマーク。馬鹿のひとつ覚えじゃあるまいし。もしかしたらこの習慣が、「情が湧いてしまう」という思考に拍車をかけているのではないでしょうか?

・「レ点」や「白星」、「黒星」などを使う

ハートマーク習慣を変えれば、情が湧く現象を抑えられるかもしれません。漢文調に「レ点」でも良いでしょうし、力士体型の女性は、大相撲の星取表のごとく、「白星」や「黒星」などで記録しても良いでしょう。ハートマーク以外なら何でもけっこうです! 記録の書き方をほんのちょっと変えるだけで、あの厄介な「情」をコントロールできるなら、試す価値は大いにあるはず。次回からはハートマークを封印しましょう!

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:Pyocotan