喫煙者に対する風当たりが厳しい昨今、随分肩身の狭い思いをしている喫煙者も多いはず。駅周辺の喫煙所は、以前よりもかなり少なくなってきているようにも感じられる。
おそらく、たばこを吸わない人にとってもっとも困るのが、煙ではないだろうか。モクモクと漂う煙に嫌悪感さえ覚えるという人もいるかもしれない。それがゆえに、喫煙者を疎ましがる風潮もなきにしもあらずだ。もしかしたら、喫煙者にとって「無煙タバコ」という選択肢もアリかもしれないぞ。煙さえ出なければ、周りに与える影響も多少は抑えられるのかも……。
・2010年から無煙たばこ発売
実はJT(日本たばこ産業)は、2010年から無煙たばこ「ZERO STYLE」を販売している。あまり派手に広告展開をしていないので、その存在を知らないという人もいるのではないだろうか。
・モーターショー会場でPR
現在開催中の「東京モーターショー2013」には、PR用のブースが設けられており、喫煙者を対象にサンプルの配布が行われていた。あまり無煙たばこを吸ったことのない記者(私)も、試供品をもらってためしてみた。
・従来のたばこに劣らない
使い方は簡単だ。ホルダーにカートリッジを入れて吸うだけ。カートリッジには4つのフレーバーがあり、気分に合わせて味を変えることが可能なのだとか。グリーンミントのフレーバーを実際に吸ってみると、強烈なミント感が口に広がる。目が覚めるほど強烈だ。そしてたばこの香りがほんのりとする。従来のたばこと比べて、遜色のないレベル。
・1本のカートリッジで1日
無煙たばこの有難いところは、1つのカートリッジで半日から1日、吸い続けることができることではないだろうか。詰め替えカートリッジ4本で400円だから、1日1箱(約450円)従来のたばこを吸う人であれば、4日間楽しめる計算になる。かなり経済的だ。
・吸い過ぎには注意
ただし、普通のたばこと同じように吸い過ぎは口腔がんや心筋梗塞の原因になりかねない。適度に楽しむのが良いだろう。また未成年の喫煙は法律で禁じられているので、くれぐれも注意して頂きたい。
Report:ちょい津田さん(佐藤)
Photo:Rocketnews24
▼「東京モーターショー2013」の会場ではきれいなおねえさんが、商品の説明をしてくれるぞ
▼早速吸ってみるか
▼もらったのはグリーンミントのフレーバー
▼カートリッジはこんな感じ
▼これをホルダーにセットして吸う。煙が出ないから、ほとんど匂いもしない