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総重量1キロもあるカレーを提供することで有名な東京・秋葉原『マンモスカレー』が、またしても奇抜なメニューを開発した。その名も「進撃のカレー」。大人気の漫画『進撃の巨人』にインスパイアされて作られたこのカレーは、裏メニューとしてこっそり販売開始。いったいどんなカレーなのか? 実際に食べてみたぞ!

・裏メニュー「進撃のカレー」
このメニューは2013年6月末からメルマガ会員限定のメニューとして販売。つまりメニューには載っていない裏メニューなのである。

・ほとんど知られていない!?
記者(私)がお店を訪ねたのは、平日の13時すぎ。他の客のカレーを見てみたが、誰も「進撃のカレー」をオーダーしていない。どうやらほとんどの客がこのメニューを知らないようだ。

・壁にもたれかかる超大型巨人
実際にオーダーしてしばらくすると、スタッフがカレーを持ってきてくれた。おお! これが進撃のカレーか! 器には丸くご飯が盛られており、その中央にウインナーが並んでいる。どうやら、ご飯が「壁」を表現しており、中に入ったウインナーは壁の中で暮らす「市民」を意味しているようだ。さらによく見ると、ご飯の壁にもたれかかった大型ウインナーが。これは巨人だ! 超大型巨人に違いない! 壁を壊そうとしているかのようである。

・立体起動装置で飛翔するエレン
ご飯の壁の上には、つまようじで浮き上がったウインナーがいる。これはもしや主人公のエレン・イェーガーではないのか!? 立体起動装置で宙を舞っているところをつまようじで表現しているのだろう。今にもこのウインナーから「駆逐してやる!!」という声が聞こえてきそうだ。実に秀逸な作りの「進撃のカレー」。

・甘さ控えめでさっぱり
このお店の定番は、甘めの味付けが魅力のチキンカレーだ。しかし進撃のカレーはチキンカレーではなく、夏向きにさっぱりとした味付けになっているという。食べてみると、たしかにチキンカレーよりも甘さ控えめ。むしろ、唐辛子をきかせて後味がほんのりとピリリとしている。キノコカレーをベースにしており、キノコ風味がしっかりと出ている。

・見た目以上のボリューム
ご飯が円形に盛られているためか、あまり量が多いように見えない。しかし食べ応えは十分だ。1キロカレーほどではないが満腹になった。

・市民やエレンを食うか迷う
ちなみにこのカレーを食べていて、ちょっと困ったことが起きた。それは、ウインナーを食べるかどうか迷ってしまうことだ。超大型巨人は人類の敵なので、ためらうことなく食らいつけるのだが、市民やエレンを食べるのに戸惑ってしまう。本当に食べていいのか? と自問しながらも、最後は全部おいしくいただきました。

本来このメニューはメルマガ会員向けに作られたものなので、オーダーの際にメルマガの画面を見せなければいけない。しかし「ロケットニュースを見た」というと、提供してもらえるとのことなので、食べてみたいという方はその旨を伝えよう。なお、販売期間は8月末までである。

・今回ご紹介したお店の詳細データ
マンモスカレー 秋葉原本店
住所: 東京都千代田区外神田3-2-11 遠藤ビル 1F
営業時間: 11:00~22:00
定休日: 無休

Report:ほぼ津田さん(佐藤)

▼これが「進撃のカレー」だ!
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▼ご飯で「壁」を表現。作中に登場する「ウォール・ローゼ」と思われる
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▼超大型巨人(大きいウインナー)と遭遇したエレン・イェーガー(小さいウインナー)
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▼「駆逐してやる!!」という声が聞こえてきそうだ。「立体起動装置」はつまようじで再現
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▼それにしてもカッコいいウインナー
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▼いまだかつて、これほどまでに勇ましいウインナーがあっただろうか? ほれぼれする
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▼超大型巨人(大きなウインナー)が壁にもたれる姿に戦慄
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▼緊迫した様子は、すでにカレーであることを忘れさせる
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▼巨人におびえる市民(小さいウインナー)
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▼超大型巨人(大きいウインナー)
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▼エレン・イェーガー(小さいウインナー)、つまようじは「立体起動装置」
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▼巨人を壁のなかに放り込んでみた。きっと壁のなかは阿鼻叫喚
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▼しっかりと目で堪能したら、おいしく頂こう。夏向きのさっぱりとした味。キノコの風味がきいている
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