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アメリカに次ぐ経済大国として世界に知られていた日本。だが、バブル崩壊後、経済は停滞し、2012年にはGDP世界2位から陥落。その座を中国に奪われてしまった。その中国といえば未曾有の経済発展を遂げ、まだまだ勢いがある。

中国の台頭は事実。だが、本当に日本は落ち目なのだろうか? その疑問に中国の外交問題専門家の王衝氏が言及し話題となっている。王氏は自身のブログで日本が落ち目ではない証拠として、日本が有する「世界一タイトル」や「中国より優れている点」を挙げた。主なものは以下のとおりだ。

・王衝氏が挙げる「日本の “世界一”」リスト
【エネルギー / 鉄鋼産業】
・1000グラムの石油が生み出す価値が、日本は10.5ドルと世界一(中国の7~10倍)
・鉄鋼業の生産量は3位だが高品質鋼材の生産量は世界一、鋼材の輸出量も世界一

【科学技術】
・科学競争力はアメリカについで2位
・科学研究開発費もアメリカについで2位。日本の研究開発費はドイツ・イギリス・フランスの3カ国の合計より多い

【教育方面】
・初等教育(小学校)の入学率は100%
・中等教育(中学・高校)の入学率は99.5%

【ソフトパワー】
・米国『TIME』誌が行った「イメージのいい国ランキング」で1位を獲得
・国土に占める森林の面積を現した「森林率64%」と世界有数である(中国は18%)
・男女平均寿命も世界一
・2004年度の「政治のクリーンさ報告」でもトップ30にランクイン
・所得分配の公平さもトップレベル

以上である。

・日本の発展のポイントは国民の教育
王氏は、日本経済と社会の水準の高さの秘密は教育であると言及。日本の大学教育は世界トップレベルとは言えないが、基礎教育をしっかりと行うことで、国民全体の教養レベルが底上げされていることがポイントだと指摘している。

・日本は決して落ち目ではない 
また、「日本のメディアは中国の経済発展の凄まじさを大きく報じ、日本経済の衰退を激しく嘆いている。(中略)日本人は慎重なのでこう言っているが、何と言っても “腐っても鯛”、これらの実績は日本が決して落ち目ではないことの証明である」とブログで述べている。

王氏はデータの出典については言及しておらず、上記の数字は最新のものとは少し異なるかもしれない。とにかく「日本経済は言われているほど落ちぶれていない」と強調したかったようだ。他者は自分の鏡であるともいう。そういった点でも興味深い分析なのではないだろうか?

参照元:王衝氏ブログ
執筆:沢井メグ
photo:RocketNews24