2013年3月15日、東京メトロ副都心線との相互直通運転に伴い、東急東横線旧渋谷駅はホームとしての役目を終えました。すぐさま取り壊される訳ではなく、3月26日より期間限定のイベントスペース「SHIBUYA ekiato(エキアト)」としてオープン。
実は5月1~5日の日程で、渋谷最大級のビール祭りが開催されています。日本内外のメーカーが集まり、おいしいビールを提供しているのですよ! ホームで飲むビールの味は格別、他では味わえない雰囲気も堪りませんよッ!
・内外14メーカーが集結
このイベント「Shibuya BEER Terminal」は大手ビール会社やクラフトビール・海外ビールメーカーが垣根を越えて、ビールの楽しさを伝えるために開催されたそうです。合計14のメーカーが出店しており、選ぶだけでもワクワクしてしまいます。
・ビールサーバー前には長蛇の列
入場料は1ビールチケット500円です。ビールはすべて500円で購入可能。格安であるためか、開催初日から会場は大盛況。ビールサーバーの前には長蛇の列ができていました。混雑時にはビールを購入するために20~30分程度待つことになります。
・珍しい燻製ビール、富士桜高原麦酒「ラオホ」
品数豊富でどれも素晴らしいビールなのですが、なかでも特徴的なものをお伝えしたいと思います。実際に飲んでみて、ちょっと驚かされたのが富士桜高原麦酒の「ラオホ」です。ラオホとは、ドイツ語で「煙」を意味するのだとか。その名の通りに、スモークした麦芽を使用している燻製ビールです。燻味を帯びた香りは、飲まなくても鼻を近づけるだけでプンプンと匂ってきます。独特のクセがあり、強い味を好む人にはおすすめ。
・まろやかでフルーティ、アウグスビール「ライ麦エール」
ビールは好きだけど、お酒はあまり強くないという方はアウグスビールの「ライ麦エール」を試してみてはいかがでしょうか。口当たりが非常にまろやかで、「これ、ビール?」と思わず疑ってしまいたくなります。味はまろやかでフルーティ、バナナを思わせるような甘さを感じます。女性におすすめ。
・ホームでビールを飲むぜい沢
電車運行時、この駅を利用していた方も多いはず。振り返れば、その時々の思いでが頭によみがえってくるかもしれません。ビールを飲みながら、東急東横線旧渋谷駅の思い出に浸ってはいかがでしょう。なお、このイベントは5月5日までの期間限定です。ちなみに会場は混雑が予想されます。時間にゆとりを持って参加されると良いでしょう。
Report:フードクイーン・佐藤
▼ ビールを提供するサーバーの前には長蛇の列
▼ 内外の14メーカーが一同に集結
▼ どれも1杯500円で飲める
▼ 珍しい燻製ビール、富士桜高原麦酒「ラオホ」
▼ 飲み口が非常にまろやかなアウグスビール「ライ麦エール」
▼ ホームはおいしいビールを求める人で超満員
▼ 席がないので、端っこに座りこむ人まで
▼ 電車運行時を思い起こさせるホームの様子
▼ ホームで飲むビール、ウマッ!