わたくし佐藤(記者)は先日、ゲームショップにオンラインゲームを売りに行ったのですが、結局、買い取ってもらえませんでした。その理由は、私が売ろうとしたゲームがオンラインゲームだったからです。
買い取ってもらえなかった理由は別にもあります。結論からいえば無知な記者が悪いのですが……。それでは、今回の出来事を詳しくお伝えしましょう。
・甥っ子に買ったゲームソフトでした
私は購入したオンラインゲームを、親戚の子どもにあげるつもりでした。私もゲームは好きですが、ゲームで遊んでいる時間がないため、甥っ子にプレゼントする予定だったのです。ところが甥っ子はすでにそのオンラインゲームを親から買ってもらっていました。仕方なく買い取りをしてくれるゲームショップに持っていきました。
・ゲームを買い取ってくれる店に行きました
記者が行ったのは、ゲームショップも兼ねている古本チェーン店。商品は未開封で未使用なので、外側にフィルムが貼ってあります。つまり新品状態です。買取カウンターに持って行くと、次のように言われました。
・店員のコメント
「新品の買取は行っておりません。恐れ入りますがお客様の手で開封いただけますか?」
・開封すれば中古品扱いになる
新品は買取してないようです。開封すれば中古品扱いになるらしい。とりあえず納得して、外側のフィルムをはがしました。すると店員はパッケージを開けて中身のディスクを確認しました。ところが……。
・買取は行っておりません
パッケージの表面に表示されている商品のバーコードがありますよね。店員さんはバーコード読み取り機でそのバーコードを読み取ると、記者が予想していなかったことを言ったのです。
・店員のコメント
「恐れ入りますが、オンラインゲームの買取は行っておりません」
・先に開封させた理由は?
バーコードを読み取って買い取りできるかできないかわかるなら、どうしてそれを確認しないまま、先に開封させたのでしょうか? 記者は店員にこう言いました。「ちょっとすみません。これだとパッケージを開けた意味がないのでは? 開けると中古になってしまうし、パッケージ裏面に『オンラインRPG』って書いてありますし」。
・申し訳ございません
記者の言葉に店員さんは「申し訳ございません」と一言。開けてしまったものを元に戻してといっても無理な話です。人生において小さな出来事。店員さんを強く責めるほどのことでもないです。それ以上どうしようもなく、お店をあとにしました。
・中古パソコン関連商品販売店に持っていってみた
仕方がないので、今度はゲームソフトも買い取ってくれる中古パソコンショップに持っていきました。すると、ここでも思わぬ事態が発生しました。正直、さきほどの「無駄なパッケージ開封」のあとだったので衝撃が大きかったです。
・店員と記者の会話
店員 「お客さま、新品のオンラインゲームの買取は未開封の商品に限ります」
記者 「うっ! さっき別のところで開けてくれと言われて開けたばかりなんですよ。本当に未使用なんですが」
店員 「申し訳ありません、オンラインゲームは未開封のものに限ります。未使用の確認ができないもので」
記者 「……わかりました。ありがとうございました」
・ここまでの流れのまとめ
1. ゲーム買取店に新品未開封のオンラインゲームを売りに行く
↓
2. 新品の買取はしないので客自身が開封してほしいと言われる
↓
3. 言われた通り店員の前で開封する
↓
4. 店員に「オンラインゲームの買取は行っておりません」と開封後に言われる
↓
5. 仕方なく別のゲーム買取店に売りに行く
↓
6. 店員に「オンラインゲームは新品の未開封しか買い取れない」と言われる
↓
7. 帰ってふてくされて寝る
・負のスパイラル
A店 すみませんが 新品未開封は うちでは かいとれません
↓
A店 すみませんが オンラインゲームは うちでは かいとれません
↓
さようなら たびのひと
↓
B店 すみませんが 開封したオンラインゲームは うちでは かいとれません
↓
また きてくれよなっ
・今回の出来事でわかった教訓
悔やんでも遅い。下調べしなかった自分がいけなかったと何度も言い聞かせて、気持ちをおさめることにしました。売っていれば2000円くらいにはなったかもしれない。
・いろいろと学びました
今度からは「持ち込む商品の買取状況や価格をインターネットで調べる」「お店の人に 開封してください と言われてもよく判断してからにする」「未開封で買い取ってくれるお店を確かめる」を徹底したいと思います。
Report:フードクイーン佐藤