iPhone

以前、ロケットニュース24ではiPhone5Sは2013年上半期に発売されると海外メディアが報じたことをお伝えした。

と言っても、2012年9月にiPhone5が発売されたばかりだ。多くのユーザーが「いくら何でも早すぎだろう」と半信半疑だったが、その説をさらに後押しするような情報が飛び込んできたぞ! 

なんとiPhone5Sは2013年6月にリリースされるのではないかと言うのだ! しかも、新機種「iPhone Math」も同時発売されるのではないかと伝えられている。

この情報を伝えたのは台湾の複数のメディアである。サプライチェーンから得た情報として次世代iPhoneは2013年6月にもリリースではないかと報じられた。しかも今回は2機種。今までのiPhoneラインを引き継ぐ「iPhone5S(仮称)」、そして初となる大画面モデル「iPhone Math(仮称)」とのこと。

気になるスペックだが、現段階ではiPhone5Sのディスプレイは4インチ、iPhone Mathは4.8インチになるらしい。2機種とも8メガピクセルのカメラを搭載、さらにホームボタンに指紋認証システムが導入されるという噂も出ている。

さらに12月には「iPhone6」もリリースされるという。全てこの情報通りであれば、アップルは1年間に3機種ものiPhoneをリリースすることになる。1年1新製品のジョブズ時代から考えると驚くべきスピードだ。

これらの措置は、激化する競争のため、具体的に言うと様々なモデルを発表し幅広いユーザーを獲得しているサムスンへの対策だろう。特に大画面モデルとなる「iPhone Math」はサムスン「Noteシリーズ」への対抗馬と言ったところだろうか。

また噂されている廉価版iPhoneについては今回の報道では一切触れられていない。この3機種のうちの1つが廉価版ではないかとの見方もあるが、一方でスペックから見て廉価版が今回報道された3機種に含まれるというのは考えにくいという意見も。3機種とは別にリリースされる可能性もある。

ネットユーザーからは「節操がない」という声もあれば、たくさんの機種の中から選ぶことを歓迎している声も出ている。いずれにせよ、今回の報道もまだ正式発表されていない情報だ。アップルの発表を待ちたい。

(文=沢井メグ
参照元: China Times今日新聞網(中国語)