ドコモから次世代iPhoneの発売はとうぶんないようだ。そのような報道がされ、ドコモから他の通信会社へ乗り換えを考えている人もいるかもしれないが、もう少しようすをみた方がよいかもしれない。というのも、2012年5月末に開催されるモバイル技術関連の展示会ですごい端末を発表するらしいのだ。

その名も「透過型両面タッチディスプレイ端末」である。これは端末の表裏が透けて見えるうえに、両面をタッチして操作できる。まったく今までにない端末であることに間違いないようだ。ちょっと触ってみたいかも!?

ドコモが発表予定の端末は、5月30日から3日間の日程で開催される「ワイヤレスジャパン2012」で展示される。同社の解説ページには、次のように掲載されている。

「人差し指を使い背面をスライドすることで、表示内容を遮ることなくブラウザの画面をスクロールさせたり、両面タッチを使った新感覚のゲームで遊べるようになったりなど、スマートフォンをさらに便利で面白い存在に進化させてくれる」(ドコモホームページより引用)

としている。従来の端末であれば、たとえば左手に持っていた場合に、右手でページをめくるなどの操作を行わなければならなかった。これが同機の場合、左手で持ったまま、左手の指で背面ディスプレイを操作することができるようになる。また両面をタッチした状態で、今までにない操作を実現する可能性もある。

このほかにも多言語に対応した「通訳電話サービス」や、周辺ディスプレイ機器と携帯端末を連携した「ペリフェラルディスプレイ連携」などを展示する予定である。興味のある方は、当日会場で透過型のディスプレイ端末の試作機に触れてみてはいかがだろうか。今までにないモバイル体験をできるだろう。

・イベント情報「ワイヤレスジャパン2012」
開催日時: 2012年5月30日(水) ~ 6月1日(金)
時間: 10:00 ~ 18:00 (最終日17:00終了)
開催場所: 東京ビッグサイト 西3・4ホール / 会議棟

参照元:ドコモ ワイヤレスジャパン2012