暑い日に食べたくなるのがアイスクリーム! 気温が高ければ高いほど、はやく食べないと溶けてしまう。それがアイスクリームだ。
だが中国で24時間常温放置しても溶けないアイスが発見されたという。現地報道によると放置されたアイスは多少は柔らかくなったものフニャフニャのゼリー状になったそうだ。ゼリーと言えば、中国では先日、廃棄された革製品から作られたゼラチンが作られ人の口に入っていたというニュースが流れたばかりだ。また市民の健康をおびやかす毒食品が出たのではないかと騒ぎになっている。
24時間常温放置しても溶けなかったというのはネスレの「笨NANA」というバナナ型のアイスだ。このアイスは表面が黄色、中に白いアイスクリームが入っており、外側をバナナの皮のようにむいて食べられるのが人気である。
中国版Twitter・Weiboに笨NANAを24時間室温で放置したところ溶けなかった、というつぶやきがあったそうだ。これを受け中国メディアが実験、すると確かに笨NANAの外側の部分が溶けず、ゲル状になったことが確認された。工業用ゼラチン、もしくは基準以上の食品添加物が含まれるのではないかと報じられたそうだ。
これに対し製造工場は「外側はリンゴ味のゼリーです。工業用ゼラチンが使われている事実はない」とコメント。食品添加物も国の基準を守っていることを強調、これを支持する専門家も現れた。
だが、ネットユーザーは
「信じられない~」
「ここは中国ですが何か?」
「国の基準自体が信用ならん」
「私食べちゃったよ」
「もう買わない!」
「現代の食品は毒キノコみたいだな。キレイなものほど危ない」
などと反応。人気商品だっただけに反響は大きいようだ。
一般的に冷凍ゼリーは自然解凍するとゼリーに戻る。「溶けなかった」ということに関しては消費者の過剰反応ではないかとの見方もあるが、それだけ不信感が募っているということだろうか。詳しい調査が待たれるところである。
▼こちらが実験動画だ