社会に出たなら必ず耳にするビジネス用語。年々スピードアップしていく現代では、現場ではどんどん新しい言葉が生まれている!! 社会人なら自分でモノにしていかなくっちゃ!

というのはわかっているけど、日々の忙しさからしっかり調べて理解するところまでいけてるか微妙。いまさら「それ、何て意味ですか?」と聞きづらいし……そんな社会人の皆さんが震えるようなランキングは発表されたので紹介したい。「実は意味が分からずに使っているビジネス用語ランキング」。あなたはいくつ知っているだろうか?

・実は意味が分からずに使っているビジネス用語ランキング

これは2019年8月に20~50代の会社員男女300名を対象に、あらかじめ選定された25のビジネス用語について行われた調査だ。


アサイン、ASAP、グロースハック……うーん、どれも見事にカタカナ&アルファベット表記で、目が回りそうだ。そのなかで、多くの人が「実は意味がわからないのに使っていた」と回答したのは以下のとおりである。

【実は意味が分からずに使っているビジネス用語ランキング】

第1位:コミット、ローンチ
第3位:KPI
第4位:バッファ
第5位:アウトソーシング、ブレスト、アジェンダ
第8位:シナジー
第9位:プライオリティ、スキーム、ブリーフィング
第10位:ユーザーインターフェイス(UI)、アサイン、コアコンピタンス、アジャイル

なんと! ランクインしたのは、新しいワードというより、近年よく目にするビジネス用語ばかり。そして上位を見て「えっ」と思う人も多いだろう。特に1位の「コミット」なんてCMでよく聞くじゃないか!

だがしかーし、よく聞く=理解しているとは限らない。これを「外来語抜きの日本語で言い換えや説明ができる?」と聞かれたなら、どれだけの人がキッチリ説明できるか怪しいものである。

だからこその「実は意味が分からずに使っているビジネス用語ランキング」。私もうっすら使っていたけど、ちゃんと説明できるか怪しいのもチラホラ……。ググった瞬間にわかったつもりになって、瞬時に忘れてたかも! うわあああああ恥ずかしいぃぃぃぃぃ!

・誰か翻訳して

この調査を行ったのは長野県に本店をおく安曇野食品工房だ。ヨーグルトなどを製造している同社がなぜ? 何でも同社のデザートを通して激動の時代を生きるビジネスパーソンを応援するキャンペーンであるというが、商品の説明を見てみると……

「『SWEET CAFE 珈琲ゼリー 230g』はカットされた珈琲ゼリーがあらかじめクリーミーソースとからまっているので「かける・混ぜる」工程を省略できる!珈琲ゼリーのUI(ユーザーインターフェイス)をアップデートした珈琲ゼリーです!さらに、細長いスリムボディにたっぷり230g入った小腹を満たせるジャストなスキームでオンタイムの間食をサクセス!ほどよい甘さの珈琲ゼリーで気分はリフレッシュ、頭脳はリラックス&リブートで、課題解決にコミットすること間違いなし?!(リリースより引用)」

人気商品を意識高くビジネス用語で表現したようだが、ちょっと何言ってるかわからない(笑)。ビジネス用語難しすぎ! 誰か翻訳できる人、お願いします。

参照元:Valueプレス安曇野食品工房
執筆:沢井メグ

▼カッコつけずに普通に言った方が伝わることもある…と感じました