若者の「代弁者」と言われ、数々のヒット曲を残したシンガー尾崎豊が亡くなってから、2012年4月で20年となる。その当時、彼の死に衝撃を受けたという人も多いかもしれない。

その彼の肉声がたった1度だけCMで放映されることが判明した。CMは彼が愛用したノート「キャンパスノート」を販売しているコクヨ(コクヨS&T株式会社)によるもので、肉声と共に直筆ノートの映像や未発表音源を流すという。

尾崎豊は26歳という若さでこの世を去った。1992年4月25日早朝、東京・足立区の民家軒先で、全裸で発見され病院に担ぎこまれた。多量のアルコールを摂取したと見られた彼は、全身傷だらけ。自宅マンションに戻ったのだが、その日の午後に呼吸が停止し帰らぬ人となった。

葬儀には4万人が参列し、彼の死を悼んだのである。それから20年、彼の息子裕哉さんも成人し、ラジオパーソナリティとして活躍している。

放映される予定のCMでは、秘蔵の直筆ノートや机など彼の愛用品を紹介すると共に、肉声を1度だけオンエアするとのことだ。放送日は以下の通りである。
 
・ 尾崎豊の肉声が聞けるコクヨ「キャンパスノート」シリーズのCM(60秒)放映日
2012年2月26日18時59分頃から1回限定 TBS(テレビ)、MBS(毎日放送、ラジオ)
 
彼の声を聞くと共に、あなたの歩んできた20年を振り返ってみてはいかがだろうか。彼の影響は死後20年を経ても、いまだに潰えることがない。

参照元:コクヨ「Campusスペシャルサイト」