あまり都心では馴染みの少ない自動販売機が、地方によっては設置されている。たまごの自販機もそのひとつ。記者(私)の郷里、島根県の東出雲町(2011年8月に松江市に編入合併し消滅)にも、昔からたまごの自販機が存在していた。

もしも夜中にムショーにたまごを落としたチキンラーメンを食べたくなった場合に、あなたはコンビ二や夜間営業をしているスーパーに駆け込むかもしれない。だが、これらがなかったとしたら、この自販機が大変役立つのである。

この地域は近年になって、コンビ二が出店するようになった。しかしその昔は、コンビ二さえなく、スーパーも夜間営業は行っていなかったのである。

したがって、チキンラーメンが食べたい! たまごを落として、グチャグチャにしたチキンラーメンがどうしても食べたい! 手の震えを抑えられないような衝動に駆られたときには、この自販機にまっしぐらである。

購入はとても簡単、飲料用の自販機と同じように、硬貨を入れてボタンを押すだけ。飲料自販機のように、取り出し口にたまごが落ちてくるということはなく、ボックスの口がパカッと開いてパックのたまごを取り出すことができるのだ。

ちなみに販売価格はMサイズとSサイズが一緒になった11個入りが200円、Mサイズ(10個入り)1パック200円、2パックが400円となっている。スーパーなどのものと比べるとやや高いようなのだが、これはブランドたまごであるためである。

都心にいるときでも、ムショーにたまごを食べたくなるということは良くあるものだ。是非、駅のフォームや空港の待合いにも、自販機を設置して頂きたいと願う。

写真:Rocketnews24
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▼ 実際に購入したときの動画

▼ ボックスのなかには新鮮たまごが
▼ パックは市販のものと同じ
▼ さりげない販売者の気遣い
▼ 持ち帰り用のビニール袋も置いてあるぞ!

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