2011年11月末より販売されている「年末ジャンボ宝くじ」(第614回全国自治宝くじ)の発売期間が12月22日に終了する。すでに購入はお済だろうか? 発売終了間近の19日、1等がもっとも多く出ている銀座の「西銀座チャンスセンター」には長蛇の列ができた。この日が「大安」ということもあって、売り場の前には宝くじを買い求める人・人・人。平日(月曜日)の昼間であるにも関わらず、最後尾は3時間待ちの長い長い列ができたのである。さすが「行列好きの日本人」と言ったところではないだろうか。

この日、私(記者)は用事があって銀座を訪れた。地下鉄丸の内線、数寄屋橋方面の出口から地上へ出たところ、溢れ返るような行列に遭遇。これは一体何事か!? と周囲を見ると、そこは日本一の宝くじの売り上げを誇る西銀座チャンスセンター前だった。

12月22日に販売が終了する、年末ジャンボを求める人が列をなしていたのだ。「これは一体どこまで続く列なのか」と思い、確認するために最後尾を目指すと、売り場から概ね50~60メートル、いやもしかしたら100メートル近く向こうまで人が並んでいたのだ。

最初の集団のところに立てられている看板には、購入まで20分前後との表記がされていたのだが、最後尾には3時間待ちと掲げられている。並んでいる人の数は推定で500~600人ではなかっただろうか。誰もがジッとして、ひたすら順番を待ち続けている。その様子は、「忍耐」もしくは「辛抱」と呼ぶに相応しいものだった。

おそらく22日の発売終了日には、同様に長い列ができるものと思われる。この日の暦は「先勝」であり、午前中は吉。ということは、午前中のうちに購入しようとする人が殺到する可能性もある。どうしても西銀座チャンスセンターで、年末ジャンボを買いたいという人は、それなりの覚悟をして、列に並んだ方が良いのではないだろうか。

それにしても、日本人は行列が本当に好きである。

写真:Rocketnews24

▼ 最前列、ここを見るだけでも十分な人だかり
▼ 人多すぎで売り場がよく見えない
▼ 売り場周辺はきれいにテープが張られている
▼ お祭りでもやってる感じ
▼ 一番人気は1番売り場
▼ 売り場から離れてもこの行列。これが延々続く
▼ 売り場前のガードを越えたところ。ここでもまだ終わりではない
▼ バス停をはさんで、そのまた向こうまで
▼ 最後尾はまだかー!
▼ おお! ここが最後尾。先頭が見える訳ない
▼ 購入まで3時間待ちです