今から69年前(1942年)の今日、2月25日。第二次世界大戦の真っ最中にアメリカで起きた未確認飛行物体による事件をご存知だろうか? カリフォルニア州ロサンゼルス郡のサンタモニカ上空に、突如として25機もの未確認飛行物体が襲来したのである。

当時の米軍は、これら飛行物体を日本軍の攻撃であるとし、1440発もの対空砲火で応戦。しかしその攻撃は、遥か上空に飛来する物体に届くはずもなく、やがて飛行物体は消えて行ったという。その正体は、未だ謎のままだ。

この事件は遠い過去に起きたことだが、その後から今にいたるまで、世界各国の上空で未確認飛行物体は目撃され続けている。その数や大きさ、信ぴょう性にはバラつきがあるものの、目撃される頻度は毎日……いや、それ以上といっても過言ではない。特に昨年から今年にかけての出現件数は飛躍的に増加の一途。また、その深刻性も高まりつつある。

実際に昨年、未確認飛行物体の出現を理由に中国の空港が一時的に閉鎖される事件も起きた事は記憶に新しい。そして国連は、宇宙人が襲来したとき真っ先に対応する「事実上の地球人代表」を選出した。ウィキリークスは未確認飛行物体や宇宙人に関する情報を近々リーク予定だという。

そんななか、NASAは地球外生命体の情報を昨年末に発表。――以上のことは、すべて昨年に起きた事実である。誰の目から見ても、もはや「待ったなし」の状態なのだ。

そもそも地球外生命体が地球に接触し始めたのは、今に始まったことではない。彼らは2500年前から地球を「監視」していたと説くのは、専門家のビル・バーンズ氏。旧約聖書『エノク書』にも「ネピリム」という名で宇宙人らしき人物が登場しているというのが理由である。

地球を監視する彼ら「見張りの者」たちの姿は、実にさまざま。いかにも宇宙人風であったり、モンスター型であったりもするが、なかには地球人そのままの姿でスパイ的な活動をしている者もいるという。政治の世界にも介入しており、ホワイトハウスやペンタゴンなどにも彼らは確実に紛れ込んでいるという。

また、「世界中の政府や軍部は、間違いなく未確認飛行物体と宇宙人の情報を知っている。公表しないのは、あまりにセンセーショナルすぎて混乱を招くからである」と同氏は語る。

一方、政府と未確認飛行物体の関係について「広告やCMや映画などで、エイリアン系の内容が多いのは、平たく言えば洗脳のためです。政府が国民に対し、来るべき宇宙人の襲来に『慣れさせている』のです」と語るのは、専門家ヤン・ハルザン氏。彼は未確認飛行物体の動力について「環境へのダメージもない、宇宙空間から得られる無限のエネルギーで動いている」と述べ、地球外生命体の存在や技術を受け入れるべきであるとしている。

しかしながら一方で、彼らの技術を受け入れるどころか「宇宙人は攻撃的な可能性もある」とする論文が、由緒正しきイギリス王立協会の科学論文雑誌に掲載されたことも事実である。攻撃的であっても、攻撃的でなくても、どちらにせよ――未確認飛行物体が襲来した時に頼れるのは、地球、またはそれぞれの国の防衛力である。もしも真っ先に東京へ宇宙人が攻撃を仕掛けてきたら、太刀打ちできるのであろうか? 中国は? ロシアは? そしてアメリカは?

そんな「もしも」の事態を想定して描いた映画が『世界侵略:ロサンゼルス決戦』だ。もし仮に、この映画も政府による「慣れさせるため」の洗脳作戦だとしたら、いよいよ「最悪の事態を覚悟しろ」という意味になる。とりあえず予告編を見る限りでは、「東京との交信が途絶えた……」という状態になるらしい。果たして地球は守られるのだろうか? その答えは、4月1日(金)の公開日に明らかにされるだろう。

参照元:W.A.T.C.H
参照元:世界侵略:ロサンゼルス決戦