ソニーは2010年5月10日、VAIOの新しいウルトラモバイルPC「NEW VAIO P Series」の発表とともに、同製品が提供する自由なPCスタイルを感じるキッカケとなる「カミングアウト」をテーマにしたキャンペーン活動「”COMING-OUT”PROJECT」を開始した。初日となる5月10日には、ゲストに石田純一さんと佐田真由美さんをゲストに招き、プレス向けのキックオフイベントが開催された。
石田純一さんと佐田真由美さんによるスペシャルイベントは、「本当の自分を表現する(カミングアウトする)」という視点からのトークショーだ。石田さんは開口一番、「ミスター カミングアウトと言われているところもある気もするんですけど、毎日がカミングアウトみたいで…。」と、照れながら話を始めた。石田さんによると、カミングアウトというのは、初対面のとき、あるいはテレビで見たときから、違う自分を表現していくイメージだというのだ。
一方、佐田さんはカミングアウトに対し、「イメージとして、クールじゃないか、なかなか自分のことを明かさないんじゃないかとか、そういう憶測を持たれることが多いんですけど、実は全然そうではなくて…。」と、自分の性格を話し始めた。どちらかというと、佐田さんはオープンな性格で、石田さんに近いというから驚きだ。
肝心のカミングアウトだが、石田さんは「カミングアウトということかどうか、わかりませんが、(奥さんの)尻に敷かれています。」と語り、会場の笑いを誘った。佐田さんは「こう見えて、ジュエリーデザイナーをしています。」と語り、首に掛けていた自らデザインしたジュエリーを見せた。もともとジュエリーが好きであり、モデルという職業柄、ジュエリーを手にすることが多いが、「こういうところがこうだといいな。」という妄想が膨らみ始め、自らジュエリーをデザインするようになったという。
さらに、「漫画オタクです。」と、衝撃の事実をカミングアウトした。少女漫画も少年漫画もほとんど読んでおり、現在は「スラムダンク」と「宇宙兄弟」を読み始めているという。昔は漫画や絵本を描いたことがあり、漫画は投稿したこともあるそうだ。本当の自分を自由に表現できる(カミングアウト)というスタイルで使うことを提案する「NEW VAIO P」は、果たして多くの人に受け入れられるだろうか。今後の展開に期待しよう。
Photo by Rocket News24 Staff / 本誌記者撮影