「日本経済にダメージを与える」として多くの反対の声が上がっていたアメリカとのTPP交渉。しかし野田総理はその反対をよそに、TPP交渉に参加することを表明した。すると、さらに多くの批判、憤怒を引き起こす展開に。

そしてあの歴史的人物も業(ごう)を煮やし、ついに立ち上がった。そう、その歴史的人物とはアドルフ・ヒトラー。

「野田総理のTPP交渉参加表明にあの方がお怒りのようです」というタイトルでYouTubeにアップされたこの動画には、野田総理のTPP交渉参加表明に怒り狂うヒトラーの姿が映し出されており、その高い完成度に多くの人が賞賛の声を上げている。

動画は、ヒトラーが「まさかあのTPP交渉に日本は参加をしないだろう」と予想するところから始まる。しかしその予想に反して、野田総理はTPP交渉への参加を表明。

すると、ヒトラーは大激怒! 「日本経済を破綻させるかもしれないこんな交渉に参加してどうするんだ」と言わんばかりに、声を荒げて野田総理を批判。熱くなるヒトラーを部下がなだめようとするが、ヒトラーの怒りボルテージはさらにアップ。そしてしまいには、「資本家のために自国民を大量粛清するようなマネはスターリンでさえやらぬわ!」と野田総理をぶった斬るのであった。

この辛辣(しんらつ)な動画に対して、ネットユーザーからは「マジ映画だったらいいのにね。現実だから恐ろしいよ。マジで」、「爆笑しちゃいましたが、これ、笑い事じゃないよな」、「2回続けて見たが、まったく飽きさせない。素晴らしいです」などのコメントが寄せられており、どうやら多くの人がこの動画に共感を覚えているようだ。

TPP交渉参加表明に発狂するヒトラーを描いた今回の動画。果たしてTPP交渉は、この動画の言う通り、日本経済に悪影響をもたらしてしまうのだろうか? それとも日本の経済成長の起爆剤となるのだろうか? 実に気になるところである。

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/watenosuisei

▼こちらがその動画