インターネットは、ビジネスの世界を大きく変えた。インターネットを利用すれば、世界中のありとあらゆる情報が瞬時に自分の手元に届くだけでなく、コミュニケーションや娯楽のツールとしても楽しむことができる。そんなインターネットに接続するためには、パソコンが必要だ。

ビジネスユーザーの中には、電子メールを確認したり、インターネットで情報収集したりするために、ノートパソコンを持ち歩いている人も多い。そのビジネスユーザーをターゲットにしたのが、パナソニックのモバイルノート「Let’s note」シリーズだ。同シリーズに新たな展開があった。

パナソニックは2010年6月2日、都内 TKP 大手町カンファレンスセンターにおいて、報道関係者向けにLet’s noteシリーズ初となるコンバーチブルタブレットモデル「C1シリーズ」を発売すると発表した。
価格は、オープンプライス。

Let’s noteシリーズは、ビジネスユーザーに人気のモバイルパソコンだが、どこが良いのだろうか。

ビジネスユーザーがモバイルノートパソコンに求めている条件を、下記のようにピックアップしてみるとよくわかる。
1.軽量でなければ、手軽に持ち歩くことができない(軽量)
2.肝心なときに使えなければ、仕事で持ち歩いている意味がない(長時間)
3.持ち歩いている以上、堅牢である必要がある(頑丈)
4.快適に使うためには、高性能でなければならない(高性能)

以上のように、Let’s noteシリーズは軽量・長時間・頑丈・高性能というモバイルの本質を突いている点が、ビジネスユーザーに売れている理由と言ってまず間違いないだろう。

さて、今回発表された新製品「C1シリーズ」では、これら4つの特長を踏襲しつつ、画面を180度回転させて閉じる機能と、直観的な操作性を実現するタブレット機能を付加した。ペン入力(デジタイザー)だけでなく、なんと、マルチタッチ機能もサポートしたのだ。このマルチタッチ機能を使うと、画面の拡大・縮小も指で簡単に操作することができる。

パナソニックの新しい試みは、果たしてビジネスユーザーに受け入れられるだろうか。