【疑問】名探偵コナンの「ペロッ……こ、これは、麻薬!!!!」は実際にありえるのか? ドラッグ事情通に聞いてみた → 衝撃の回答が!

──「麻薬」というワードは、そういう風に使われているんですね。では、本題に移りたいと思います。麻薬の味ってわかるものなんですか?

ボブ「先にも書いたが、何を舐めるのかにもよるだろう。でも、ペロリと舐めて「麻薬だ……」ってのは、正直、たとえば塩を舐めて「調味料だ……」と言ってるのと同じような感じだぞ」




塩を舐めて、「これは、調味料!!」と言うようなもの。塩を舐めて、調味料。調味料の1種である、塩をなめて、調味料……これはわかりやすい!

「麻薬は1種類の薬物を指す言葉ではない」
「特定のカテゴリに属する薬物をまとめて指す言葉」
「何を指すかは法律で定義されているが、実際のところ場所、場面、使う人によって意味が異なりがち」

ならば、コナンの発言って結構ザックリしたものだったのね! ひとつ、いや2つ3つ勉強になりました。

結局、月光殺人事件で一体、何の薬物が発見されたのかは謎のままだ。もしかしたら、特定の名称を避ける意図があり、あえて “麻薬” という表現が使われたのかもしれない。

それにしても、特定のドラッグ名は出なかったものの、ひとペロリでそれが薬物とわかってしまうとは、コナンは「麻薬の味=いくつもの薬物の味」に精通していることになる。どういうことだよ!? また、ハワイ万能説を唱えたら承知しねーぞ、バーロー!

ちなみに、コナンの「ペロリ」には「粉を舐めた説」が優勢であるものの、「ペロリで指を唾液でしめらせ粉を採取、ニオイを確認した説」も存在する。いずれにせよ、薬物の味や香りがわかるコナン、いや工藤新一って……そりゃ迷宮なしの名探偵、身体が小学生になっても黒の組織に太刀打ちできるというものだ。

参考リンク:毎日新聞
Report、イラスト:沢井メグ
協力:ボブ麻亜礼
Photo:Rocketnews24.

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