なんとッ!! 驚くべきニュースが飛び込んできた! 毎日新聞によると、長野県大町市や池田町の限界集落に「ゆるやかな大麻コミュニティー」が形成されていたらしく、27〜64歳の男女22人が大麻取締法違反容疑(所持)で逮捕されたというのであるっ!!
通称「Gメン」こと厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部によると、22人は数年前に長野県内の山間部に県外から移住。各自が大麻を栽培&使用し、音楽イベントなどで交流を深めていた……というのだが、やはり今回もアノ人に話を聞くしかないだろう。
・事情通「知ってる」
長野県の「ゆるやかな大麻コミュニティー」について話をしてくれたのは、毎度おなじみ、危険ドラッグに警鐘を鳴らしまくる正義のドラッグ事情通・ボブ麻亜礼(まあれい)氏である。特に大麻に関しての造詣は深く、専門家と言っても差し支えない。
──ボブさ〜ん! 長野にゆるやかな大麻コミュニティーがあったみたいです!!
ボブ「まずな、“ゆるやかな大麻コミュニティー” って単語が面白すぎるのはさておいてな、オレ、ここ、知ってる。十数年前、ネパールで知り合ったマルコ・ポーロみたいな旅人に、ここの噂を聞いたことがある!」
──マジすか!?
ボブ「マジで! マジもマジ!! でも、あまりにも浮世離れしすぎてる話だったから、都市伝説だと思ってたんだ。だからさっきこのニュースを聞いた時、マジで存在したのかよ! って!!」
──場所はネパールではなく、長野県大町市や池田町の限界集落だったとのことですが。
ボブ「それだけじゃ、わからなかった。でも、逮捕された一人が『大町市美麻の無職(48)』だったと書いてあったからビンゴだと思う。よく見てみろ、美麻だ。美しい麻と書いて美麻だ」
──ほんとだ! 美麻!!
ボブ「おれが聞いた話は、こんな感じだった。長野あたりのクソ田舎に、インドのゴアみたいな感じのコミューンが形成されていると。インドのゴアってな、海外からのヒッピーが移り住んでコミューン作っていたりするんだよ」
──ゴアといったら、ゴア・トランスのゴアですね!
ボブ「そう。んでさ、もう、そこで生きていくみたいな西洋人が住んでいるエリアがあるわけ。子供もいてさ。ゴアトランスのパーティーとかにも、ゴア育ちのチビッコがいたりするんだよ。インド人ではなくてね」
──ゴアすげえ……。
ボブ「ま、そんなゴアみたいな楽園が、実は日本にもあるらしい的な話でね。みんな県外からの移住者で、大麻をガンガン吸っていると。そして、その場所の名前は……美しい麻と書いて『美麻村(みあさむら)』なる場所だと。そんな話だった」
──なんか……どこかに黄金の島・ジパングがあるぞ的な(笑)
ボブ「そう。あまりにも出来すぎた地名だったから、おもしろい作り話だな〜って思ってたんだ。だって美麻村だよ? そんなバカな(笑)って思うじゃん。あと、オレが聞いた話では、海外からの移住者もいたとかなんだとか」
──まさにインドのゴアみたいな感じですな。
ボブ「毎日新聞によれば、大町市と池田町は北アルプスに近い県北西部の隣接自治体で、同市美麻は2006年に同市に編入合併された旧美麻村。かつては麻の栽培が盛んな地域だった……って書いてあるから、きっとここだ」
──ボブさん、十数年前から知っていたんですね……。
ボブ「結果的には、そういうことになるな。でも驚きだよ。マジだったんだ〜って。『日本にも楽園がある』とは聞いてたけど、本当に楽園があったなんて……。旅人の噂って、なにげに信憑性が高かったりするんだなァ〜」
──ほかにも噂ってありますか?
ボブ「いろいろあるよ。“なぜか日本人の男性が中南米に行くとモテまくる” とか、“チベットはラサのポタラ宮には秘密のトンネルがあって、そこが地下世界の入り口らしい” とか、そんなバカな!?って話ばかりだけど、もしかしたら全て本当の話なのかもな。夢があって大変よろしい。夢はあったほうが、いいんだよ」
参照元:毎日新聞
執筆:GO羽鳥
協力:ボブ麻亜礼
Photo:RocketNews24.
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