
私(佐藤)と編集部の中澤は2年前に「徒歩で来た!」というシリーズで、歩いて行けるサービスエリア・パーキングエリアを訪ね歩いていた。当然ながらSA・PAは高速道路にある施設なので、車がなければ行くことができないのだが、歩いて入場できる場所も少なくないのである。
それらを紹介するシリーズは2024年の夏前から始まり、冬を待たずに終わった。寒いから……。
久しぶりに行ってみっか! ってことで、関越道の高坂SA(上り)に徒歩で訪問。そうしたところ、レストランでカレーバイキングを実施していることがわかった。種類豊富で内容充実、なのに平日昼はめちゃくちゃ空いている! ここは完全に穴場だ。徒歩でも行けるからおすすめだぞ!
・サービスエリアに徒歩で行く
都内から施設までは片道約1時間40分。私はまず、最寄駅のJR中野駅から新宿に出て、池袋へ。そこから東武東上線に乗り換えて北坂戸駅へと向かった。
初めて降りる北坂戸駅。駅周辺は結構静かで、ベッドタウンといった雰囲気。ここから川越観光自動車の運営する「坂戸ニューシティ にっさい循環線」のバスに乗って、2つ先のバス停「戸口」で降りる。
そこから先は徒歩で約20分、1.3キロの道のりを歩く。最近こういう遠出をしていなかったので、外を歩くのは気持ちがいいなあ。知らない街をゆっくり歩くって楽しいんだよねえ。目に映るもの全部が新鮮。見慣れた街を歩くのもいいけど、やっぱ知らない街の方がワクワクするんだよな。
この先の鉄塔の下辺りが目的地だな。SA・PAには突端が独特な形のアンテナが立ってるから、離れていてもわかるんだよね。
この坂を上った先だな。20分程度は歩いたうちに入らんな。前は1時間とか平気で歩いてたから、この程度では物足りん。でもまあ、早く着くのは悪いことじゃないよな。
お、この看板の先に出入口があるはず。
ほらあった~! もう着いちゃった。北坂戸駅から徒歩でも30分強、結構アクセスしやすい場所にある。
おお~! これこれ。ゲートを超えた先にある広い駐車場。本来であれば車でなければ来れない場所に、車を使わずに到着できた。この “裏技感” が楽しいんだよなあ。
一応やっておこうか。前のシリーズでやってたお決まりを。
せ~の、徒歩で来た!
・高坂SA
ここが高坂SA上り、施設の規模的には圏央道の菖蒲パーキングエリアと同じくらいだろうか。サービスエリアとしては大きすぎず小さすぎない、ちょうど良いサイズといったところ。
施設の中央にフードコートがあって、多くの人がここで食事をしている。私はここで食べない。だって、奥のレストランでカレーバイキングをやってるんだもの。こっちの方がお得な気がするんだよなあ。
レストラン入口の看板を見ると、価格は45分1600円、もしくは60分1800円(いずれも税込)。
ここで提供しているアイスクリームは自社製とのこと。実はここの運営元は「小島屋乳業製菓株式会社」でアイスクリームの製造販売を手掛けている会社だ。
サービスエリアの運営はここのほかに、常磐道のPasar守谷の下りでも行っているそうだ。守谷SAも訪ねてはいるが、私が行ったのは上りだったな。
・カレー食べ放題、だけじゃない
さて入店すると、まずは先に会計。60分も食い続けることはできないので45分でお願いした。席に着いてまずは注意事項をチェック。
料理を取る際はビニール手袋を装着すること。それから食べ終わったら返却口に食器を戻すこと。あとはどこでも記載のあることだが、食べ残しのないように食べ切れる分だけを取ることなどが記されている。
ルールを把握したところで、早速料理を取りに行こう。ビュッフェコーナーに入ると最初にあるのは、冷蔵庫に入ったサラダ。千切りキャベツ・レタス・ポテサラなど、まあビュッフェ定番の構成。
続いて揚げ物。これが結構充実していて、トンカツ・から揚げ・コロッケ・ポテトと、カレーがなくても十分に満足の行く品々。
炒り卵があるから、ご飯の上にトンカツを乗っけてカツ丼もいけるな。
ビュッフェにから揚げがあれば、だいたいは勝ちが確定する。
なんとナポリタンまである。やっぱりカレーがなくても、不満はないぞ。
さらにチャーハンまで。ちょっと充実し過ぎだと思わない?
ミニサイズではあるけど、うどんまであるからね。ほらやっぱりフードコートよりこっちの方がいいんだよ。
オマケにソフトドリンク飲み放題だし、店前の看板に記載のあったアイスもあるし。カレー以外でもこれだけある。
それでメインのカレーコーナーはこちら。6台のウォーマーが並んでおり、1番奥はスープ。それで手前からビーフカレー・バターチキンカレー・グリーンカレー・牛すじカレー・ハヤシライスの計5種類が用意されている。
カレー1種の食べ放題でも悪くないところ、5種類も用意されていた。先のおかず類と合わせてもめちゃくちゃ充実している。なのに、みんなフードコートを利用して、この時間に利用しているのは私1人だった。穴場すぎるだろ。
・いざ、実食!
ビュッフェコーナーに何度も往復して調達したのがこれらです。カレーだけの食べ放題と考えていたので、用意できた品数の多さに我ながら驚く。
まずはサラダとスープ。この日は中華スープでした。
続いて、おかずたち。ナポリタンに炒り卵、それから肉野菜炒め・トンカツ・から揚げ。
そしてカレーはこうなりました。カレー皿にご飯とチャーハン、それから2種類のカレーをのせたところで、あとの3種を別皿に。
ビーフカレーに肉塊はなかったけど、牛の旨味がしっかりしている。
バターチキンカレーも肉はほとんどない。チキンよりも野菜の甘味が強い。
牛すじカレーには肉片がある。ビーフにも増して肉の旨味が強く、白飯との相性は〇。
ハヤシライスはほのかに甘く、トマトの酸味のある柔らかい味。他のカレーの味が強くて、少々インパクトに欠けるかも。
5つの中でもっとも味の完成度が高かったのがグリーンカレーだ。ココナッツの甘さとほんのり香るスパイス、どういうわけかコレが1番肉の量が多かった。タケノコも入ってるしね。
ひと通り味見をした上で、1番はグリーンカレーと判明したのだが、私はあえておかわりしなかった。なぜなら、シメはカツカレーにすると決めていたからだ。
トンカツとグリーンカレーではバランスが悪い。それならスタンダードなビーフカレーを合わせるべきと考えておかわりをした。
これだけおかずの種類があるとカレーのアレンジも捗る。カツカレーはもちろん、から揚げカレーもコロッケカレーも、炒り卵と合わせてオムレツカレーみたいにすることもできるだろう。そして最後にアイスとコーヒーで食事を締めくくった。
さすがアイスの製造業者である。アイスもまた濃厚で優しい甘さ、これも食べ放題ときているから、絶対お得なんだよね。
週末は高速道路の利用者で混雑が予想されるが、平日ならかなりの穴場。車がなくても行けるので、秋の行楽をかねて、歩いてSAを訪ねてみてはいかがだろうか。
・今回訪問した施設の情報
名称 関越自動車道高坂サービスエリア(上り:ウォークインゲート高坂SA)
住所 埼玉県東松山市大字田木字立野4-5
時間 レストラン 11:00~22:00(施設:24時間)
参考リンク:小島屋乳業製菓株式会社、ドラぷら
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:Google Maps
佐藤英典





































































